違和感を”感じて”しまう日本人
高校受験の時から理数系科目に苦手意識を持っていた私は
高校1年生時点で、大学受験は「私立文系」に絞っていた。
「私立文系」とはその名の通り、〈私立大学の文系学部〉を指し
国語・英語に加えて数学 or 社会の合計3科目で受験が可能。
(言わずもがな社会一択だった)
そんな受験方法にシフトした私は
科目が限定されるため自ずと1科目あたりの深度が必要になった。
特に国語科目は
現代文を読み漁り、友人との日常会話で古文単語を操り、
母親からの夕飯メニュー伝達LINEには漢文風返信を振りかざしていた。
(なぜ今、国語を操る職に就いていないか甚だ疑問である)
そんな私がどうしても嫌悪してしまう日本語がある。
表題にした
「違和感を感じる」という日本語だ。
どれぐらい嫌悪するかというと、
仲の良い友人が用いていればそれとなく指摘し(嫌な奴にならないよう)
それまでがどんなに良い小説でもこの日本語が出現した瞬間読むのを止め、
アニメや漫画で使われようものならそのシーンそのコマの印象しか残らない
小学生ですら「頭痛が痛い」と言われたら
それこそこの日本語に違和感を抱くはず。
ただ、様々調べてみると
「違和感を感じる」は誤用ではない!
というサイトも目にした。偉い人がそう言うならまぁそうか…。
とはいえ「避けた方が良い用例」ではあるらしい。
「違和感を感じる」「頭痛が痛い」は同じくカテゴライズされ、
”重言”と言い
”同じ意味の語を重ねた言い方”であることは間違いないそう。
しかもこの”重言”は古く、平安時代からその片鱗が垣間見えたらしい。
いいんだよ。ユーモアで使う分には大好物。
”毎日がエブリデイ!”
”真夜中のミッドナイト(サンドウィッチマン)”
わかりきって使われているギャグは大好き。
むしろこの「おもしろ重言(今初めて言った)」を探したり生み出したりしたいほど。
「株式会社カンパニー」 株式会社≠カンパニー だからちょっと違うか
「粉パウダー(机上のハッピーターンが目についた)」 うーん…
やめよう。自分のユーモアの無さをこれ以上露見させたくない。
生意気につらつら書いてみたけれど
私も日本語の使い方は完璧ではないし、
「あれはどうなんだ!」「これも誤用じゃないか!」なんて声も聞こえてきそうなのでこのあたりで終わりにしようと思う。
ただただ私の違和感を共有するだけの
違和感noteになってしまいました。
同じような違和感を抱いた方は
ぜひスキをお願いします。