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育休を取って嫁の実家で子育てした時の話

嫁が出産した際、会社で育休がとれるということで、4ヶ月間(こちらの希望で)とらせてもらいました。
昔は夫が嫁と一緒に育休とか有り得ないという認識だったと思いますが、今ではそれこそ有り得ないと世の中変わりつつありますね。
考えてみれば育児はその時でしか出来ない事だし、一生ものですもんね。
まだまだ育休がとれないところが多い中、4ヶ月もとらせてくれた会社に感謝です。

ということで、今回は嫁の実家で育休をとった時の話をしようと思います。
もし子供が生まれ、同じような環境になりそうな人が居たら参考になれば幸いです。


赤ちゃんが退院と同時に、嫁の実家に行きました。
何もかもが初めてで、自分からすると嫁の実家で過ごすということも初めてなので正直緊張しました。
育休は4ヶ月でしたが、嫁の実家に居たのは1ヶ月になります。


大変だったこと



①生活スタイルの違い


普段と違うルーティーンに

家で過ごす以上は生活スタイルを合わせないといけません。
人様の生活環境(ルール)に合わせるというのは結構大変で、慣れるまで時間がかかりストレスがかかりました。
また、これは自分の性格の問題ですが、常に気遣う生活になったのでリビングなど同じ空間(食事の時など)に義父母と過ごす時は気疲れしました。

ただ、人間というのは慣れというものがあって、3週間ほど経つと気疲れはだいぶ軽減しました。


②常に寝不足 


毎日寝不足です


子供の起床とともに自分も起きて、嫁とおむつや寝かしつけのサポートをしていたので、細切れ睡眠でまとまった睡眠時間が取れません(よくて最長2時間)。
それによって記憶力や思考能力の著しい低下が起きました。
睡眠不足により、ネガティブな思考や、勘ぐってしまうなど悪い影響がでましたね。
(女性はホルモンの影響で男性ほど影響は大きくないようです)
健康診断があったのですが、疲労で肝臓の数値が悪くなりました(汗)
   正常値                  検査数値
AST30以下   ▶  34
ALT30以下   ▶  59
γ-GTP50以下    ▶  151
ALP113以下 ▶ 128

③実母や義母と育児方法の違いなどで対立する場合がある


今と昔とではだいぶ子育ての違いがあると思います。
親は子育てが終われば、その後の子育て情報なんてアップロードしませんから(自分もきっとそうなると思います)当然といえば当然ですよね。
そこから起きた問題ですが、当時子供が便秘気味だったのでビーンスタークのプロバイオというビフィズス菌の入ったオイルを飲ませていたのですが、子供がギャン泣きすると、この商品のせいではないかと義母に心配され、嫁に飲ませるのをやめた方が良いと結構言われていたみたいです。
義母はビフィズス菌の摂取で体調が悪くなった経験則があったのと、まだ0歳児の子供にケミカルな商品を飲ませること自体反対していました。
自分としては、ホームページに生後0か月から使用可能と記載されている以上、問題はないし(問題ががあるなら記載しない)大丈夫だろうという思いでした。
この意見で嫁が板挟みになりかなり参っていました。

対策改善


上記二つの問題の対処法としては、自分は住んでいたアパートから近かったので、数時間の帰宅(主に仮眠時間)+入浴はアパートで済ませました。
数時間でも一人の時間がとれると気が楽になり、入浴することによって多少リフレッシュすることができました。
どうしても嫁に寄り添って赤ちゃんと付きっきりでいなくてはいけないと気合を入れてしまいますが、1人になりリフレッシュすることは長期的に見ると非常に大事なことでした。
ご両親にそんな気を使わなくていいからと言われましたが、ここは引きがらずに一人の時間を確保する意見を押し通したのは正解だったと思っています。
恐らくそのままでいたら、潰れてしまっていたと思います。

睡眠不足による記憶力の低下では、ミルクの時間の記入など、初めは妻の育児日記のみだったんですが、その都度次のミルクの時間はいつだっけ、と聞かなくてはならず、大変でした。
対策として、育児記録アプリ(ぴよログ)を使い、情報の共有化によって子供のスケジュールを把握できるようにしました。
それにより、聞く手間が省け次の行動のタイムスケジュールがしやすくなりました。

3つ目の問題対策は、最終的に義母の目に届かないところでこっそりオイルを入れるという方法にしました。
お互い子供の事を思っての事だったので、難しい問題でしたね。
今となっては良い思い出ですが。


有難かったこと。



①バランスのとれた食事をいただけた


バランスのとれた食事


自分も嫁も料理が苦手で、栄養のしっかり取れる物を食べてなかったのですが、嫁の実家の方はしっかりとした食事だったので最高でした。
お義父さんの鍋物美味かったです。

②浴槽が広い


足を伸ばせるバスユニット


入浴は途中からアパートで済ますようにしましたが、実家は浴槽が大きくのびのびと浸かることが出来ました。
アパートは足が伸ばせないサイズの浴槽なので有難かったです。
やはり浴槽は大きいものに限りますね。

③洗濯物が畳まれている。


畳まれていることに感謝


小さなことかと思われますが地味に嬉しかったですね。
洗濯物畳むのって面倒で大変なんですよね。


嫁の実家で1ヶ月子育てをやってみて


良い思い出になりました



今回嫁の実家に1ヶ月間滞在させてもらいましたが、疲れや睡眠不足で自分の嫌な部分が嫁のご両親に垣間見られたかと思いますが、それもまた素が見られて良かったのかもしれません(汗)
ただ、嫁のご両親も自分以上に気を使っていたはずなので、相当に疲れたと思います。
そんな中でもとても良くして貰ったので頭が上がりませんね。
相手の生活スタイルを合わせる事で、普段見ないドラマを一緒に見て意外と面白かったなど面白い発見も出来ました。

今後も末永く良い関係でいたいと思っています。

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