スクフェスでアウトプットしてみた話
この記事は弥生 Advent Calendar 2023の18日目の記事です。
初めての・・・
おはようございます、こんにちは、こんばんは、tarokenです。
初めてAdvent Calendarなるものに参加してみたいと思います。
今日はスクフェスでアウトプットしてきた話をしてみたいと思います。以前の記事で「この歳でアウトプットしたいと思ったワケ」と一部被る内容がありますが、もう少し詳細をお話しできればなと思いました。
scrum fest Osaka 2023までの道のり
弥生へJOINさせていただいたのが2022年10月でした。
この時は「ようやくプロダクトマネジメントができる」とワクワクしていたのを覚えています。最初はとあるバックエンドプロダクトのプロジェクトマネージャーという立ち位置でした。
上長からは「好きなようにやってください(原文ママ)」と言われました。この「好きなようにやってください」にまつわるエピソードとしては、ちょうど入社後、1ヶ月半くらいでpmconf 2022があった時のことを強烈に覚えています。この時「できればpmconf 2022に参加してみたいんですが良いですか?」と上長に聞いたら(前職では1日のイベントに工数を割いて参加するなんてなかなか許可されなかった)、「PMなんだからご自身で判断して必要があると思えば参加して良いんじゃないんですか?」という反応でした。私は「そうか、そういうことか、自分で選択して進めて良いんだ」という気持ちになりました。
後にも先にも、このタガが外れた状態(自分の意思で選択して進んで良いんだと思っている状態)が良かったんだと思います。
私は自分のやりたいことを全力でやってみようと思いました。「アジャイル開発でプロダクトマネジメントしながらプロダクトを作ろう!」です。
そうと決めたら行動しまくりました。そう、タガが外れてるんで、怖いものはありません。
まず「アジャイルサムライ」を読みました。入社直後の私は「アジャイル」って何か、全然知りませんでした。「なんとなく1週間でスプリントってのを回して、リリースしていくんでしょ」くらいな知識です。
だからまずは守破離の守、世間一般的なアジャイルを体験してみたかったのです。
チームビルドするときも、チームは正社員と業務委託さんで構成しましたが、正社員はアジャイル未経験(私含む)、業務委託さんはアジャイル経験ありの方々にJOINいただきました。
で、やったことは「アジャイルサムライに書いてあることを愚直にトライする」でした。
愚直にトライしますが、ことはそんな容易くはないです。私はうまくいかなかったことを他の人にシェアして、意見が聞きたいと思うようになりました。
私が思い描いてやっていることは、私以上の発展性がない、と言うことと同義だと思いましたし、世の中には私なんかが到底追いつけないような経験をした方や、知識がある方がたくさんいらっしゃるので、そういった方からのフィードバックをいただける機会があれば、それを利用しない手はない、と思うようになりました。
そしてそう言った思いを悶々と抱えて、日々過ごした結果、ある日、『自分のやりたいことを直線的にやろうとしているのにうまくいかない、他の人に助けてほしい』と言う気持ちが、『私が発表したところで誰もみてないし、なんの価値もない』を上回りました。
上長やスキップマネージャーに許可を取ったら、「ぜひよろしく」と前向きなOKをもらい、プロポーザルを出しました。その後3年前くらいに「人足りないから参加してほしい」と言われて参加したスクフェス三河の関係者の方が私を覚えていてくれていました。すごい嬉しかったですし、運よくスクフェス大阪の三河トラックで採用いただけました。あれよあれよという間に発表が決まりました。
scrum fest Mikawa 2023までの道のり
実は大阪のプロポーザルで採用いただいてから、発表までの間もチームにさまざまなことが起きました。最初はチームも「スクラム」をやっていたわけではなくて、あくまでアジャイルサムライの延長だったのです。そして全社的にスクラムを導入するということもあり、チームと会話してスクラムに全振りするという決断をしていました。
そしてスクラムに全振りしたところから経験もしていて、すでにscrum fest Osakaの発表の時には「次どこかにプロポーザル出してフィードバックもらいたい」とかいう欲が湧いていました。
Osakaの発表の最後で「次回予告」をして、その上でプロポーザルを出したら、また採用してくださいまして。。。本当にありがとうございます。
scrum fest を登壇してみて振り返り
自分の発表でも色々とフィードバックもらえました。
結構好意的な意見をいただいたりして、自分の進んでいる方向性(失敗の話やダメだった話が多かったんですけど・・・)は良いことなんじゃないかと思うことができました。というかスクフェスの皆さん優しいし、とても良いコミュニティだなって思いました。
一方で人に伝えることの難しさや、改めて自分が準備しない人間であることを痛感しました。準備しないのは良くないですね。本来伝えるべき内容の精度が低いんです。相手の経験値が高ければ届くんでしょうけど、お互い経験値が少ないとなんだったんだろう、で終わりそうだな、とも思いました。
そして何より、このnoteを始めたきっかけの記事でも書きましたが、「この発信自体が自分自身のふりかえりになる」ということでした。
だから「プロポーザルで選ばれなかった」「やっぱり自分が発表することなんて」と思うのではなく、「ふりかえりの機会をあわよくばシェアしてフィードバックもらおう」くらいでいいと思いました。
次に向けて
scrum fest mikawaから早3ヶ月、今は積極的なアウトプットがこのnoteになっていますが、またどこかでプロポーザルを書いて出してみようと思います。