【海外G1】2019/6/19(水) プリンスオブウェールズS(23:40発走)【1万円勝負馬券も公開!】
6/19(水)イギリスはアスコット競馬場で、プリンスオブウェールズSが行われます。
今年は日本馬ディアドラが参戦するため馬券発売、というわけで勝負馬券付きの予想をお送りします。
【ポイント】
まずは馬券を買う上での簡単なポイントを。
1、欧州仕様のタフな馬場
プリンスオブウェールズSが行われるアスコットの芝1990mは、とにかくスタミナを問われるコース。高低差が20m以上あり、これは凱旋門賞が行われるパリロンシャンですら10m程度であることからも、相当タフな条件ということがわかる。もちろん日本の競馬場でここまで起伏に富んだコースは存在しない。
したがっていわゆる”スピード仕様”の馬が多い日本馬にとってはなかなか厳しい舞台。過去にもスピルバーグ、エイシンヒカリといった面々が(馬場だけが敗因ではないだろうが)、見せ場すら作れず跳ね返されている。特にエイシンヒカリは、イスパーン賞を圧勝し断然の1番人気に支持されての惨敗だった。
もっとも、今年出走するハービンジャーは上記の2頭がディープ産駒だったのに対してハービンジャー産駒。ハービンジャーは、自身がアスコット競馬場のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制していることから、血統的には適性があるかもしれない。
2、少頭数多く比較的堅め
毎年実力馬が揃うだけに配当面で大きな波乱は少なめ。過去10年でみても1~3番人気までの馬が9勝、2016年に6頭立て6番人気のマイドリムボートが勝った以外は、人気馬の勝利が多い。また1~3番人気が上位3着までを独占したケースが過去10年のうち3度もある。
堅めの決着が多い要因の一つは少頭数だろう。過去10年のうち7度がひと桁の頭数となっており、最大でも2010年の12頭立て。ちなみに今年は8頭が出走を予定している。
3、少数精鋭の好メンバー
前述通り今年は8頭となったが、それでもまさに少数精鋭の好メンバーが揃った。
日本のファンにもおなじみという意味では、クリンチャーが出走したフォワ賞を勝利し、次走の凱旋門賞でも4着に好走したヴァルトガイスト。その凱旋門賞で直線馬群を縫ってエネイブルにギリギリまで迫ったシーオブクラス。
さらに凱旋門賞は惨敗だったが、BCターフでエネイブルに迫る2着と好走し、今季は3戦3勝と負けていないマジカル。そしてG1勝利の実績こそないものの、アスコットでは昨年のキングジョージ2着など、デビュー以来3着を外していないクリスタルオーシャン…。
日本馬のディアドラにとっては強敵が揃った一戦といえそうだ。
というわけで、前置きもそこそこにそろそろ結論へ。プリンスオブウェールズSの最終結論は…?
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