太郎ジロー

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愚かな選択は賢い選択にはなりえない

前回の投稿からもうすぐ5か月。だいぶ時間が経ってしまいました。日々考えることが移り変わっていくので、ある時点の断面を書くことは難しいですね。 今回の単身赴任は、大事なことから外れた判断をしてしまいました。そもそも単身赴任をしないと妻と決めていたのに、なぜ単身赴任したか、自戒を込めて判断がブレてしまった経緯を書き残しておこうと思います。 私は、普通の人事異動で海外転勤がある会社に勤めています。先住犬コーギーが高齢で海外に連れていくことは負荷が大きいので、妻は以前から海外転勤

    • お馬さん

      初めて馬に乗せてもらいました。 馬に乗ったというよりも、馬が乗せてくれた、という感じです。 生まれて初めて、馬にまたがり、その背中に乗せてもらって、ずっしりとした、でも生身の肉体を感じました。そして、なんだかとても申し訳なくも思い、そしてありがたくも思いました。 その馬が何を感じたか知る由もありませんが、(何人かで行ったうちの)他の馬に比べると身震いや草を喰むなど動作が多く、何かしらのストレスは感じていたのだと思います。しつけられているとは言っても、他の動物を乗せるなんて

      • 立場変わる前の話

        前回の前段の話です。  一年前に保護犬を迎え入れました。月齢ほぼ9か月のオスの日本スピッツです。この子を「ジロー」と名付けました。 わが家には奥さんが連れてきた先住犬のコーギーがいて、以前から奥さんの夢が多頭飼いだったので、私がもう一頭迎えることを強く提案して、迎えました。奥さんが日中家にいるので、奥さんの方がジローの面倒を見る時間は長いのですが、わが家で2頭目となるジローは、私が(育てたいように)育てるという方針で迎えました。 さて、私は40年以上犬が苦手でした。とい

        • 立場変われば

          海外のとある国で所長をしています。 直前は東京で課長をしていて、今は小さいながらも拠点の長を任されていて、出世でもあるけれど、同時に重い責任も感じています。備忘録として、課長から拠点の長になっての心境の変化を書き留めておこうと思います。 私が課長時代の部下からこんなフィードバックをもらいました。 「管理職としてやるべきことを全て全うしようとしている。バランスが取れているが、意思決定と仕事のスピードが遅い。」 それまでも、何度も上司、同僚、部下からフィードバックをもらう機会