26)出産に立ち会って感じた恐怖と安堵と自分のエゴ ~2020年4月のお話

タロウの時は怖くて立ち会えませんでしたが、これも経験だと思いなおし、ジロウの出産には立ち会いました。
比較的安産だったとのことですが、それでも出産は修羅場ですね。生まれるか生まれないかのタイミングで、お医者さんや助産師さんが緊迫した雰囲気になったときには、ひょっとしてヤバい状況なのかと身構えました。

吸引の器具が準備されたあたりから記憶がぼやけてますが、いきなりポンッとジロウが取り上げられ、妻が来ていたガウンのようなスカートのような服の上、妻のお腹あたりに若干紫がかったジロウが置かれました。
泣くまでのほんの少しの時間が長く感じましたが、元気に泣き声を上げたので心底ほっとして、そこから感動がわきあがってきました。

パパはアラフィフなので、ジロウが二十歳になるころには余裕で年金生活者なんですね。タロウが通う幼稚園の運動会や音楽会に行くと、私と同じくらいのパパもいるにはいますが、もっと若いパパが圧倒的多数派なので、なんとなく息子たちに申し訳ない気します。

”老い”との闘いをうまーくやり過ごし、なんとかタロウとジロウそれぞれの孫に会えるまで長生きするのだ!と思ったり。。。
ジロウ誕生直後に自分の長寿を願うパパ、、、エゴイストですかねぇ。。。

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