風呂が好き
私は風呂に入るのが好きである。
沖縄県民は湯船に入らない問題があるのだが、私は幼い頃から大浴場の良さを父親に叩き込まれている。父親は筋肉が硬くなり、その後萎縮していく病気であったので、筋トレや病院の他に、沖縄の小さな村にひっそりと住む伝説の按摩師の按摩を受けることと、温熱療法を組み合わせてなんとかしていた。
特に大浴場や温泉に浸かると悪いもんが全部出ていくようで良い、と私も連れて風呂に入っていた。当時は今のように男湯女湯を小さな頃からわけるべきという感覚は社会的になく、むしろ子供をひとりにするほうが危ないってんで5歳くらいまでは気にせず、父親と大きな湯船に浸かっていた。
大きくなって私も身体を悪くし、久々に温泉に行き始めたところ体調がかなり良くなったので、月1くらいででかい湯船に浸かりに行く。これがないと本当に体が凝り固まって寝込んでしまう。
ちなみにいうと昨今流行りの「サ活」に私は迎合しないタイプの人である。サウナと冷水と外気浴を繰り返して「ととのう」という感覚のそれは、人間の生命活動になんらかの危機を脳が感知した結果のものだと思っている。
要は健康に悪いのでは……?と考えているので普通に数分サウナに入ったら温かいシャワーで身体を洗って、お水を飲んで、普通に温かい湯船に浸かる。冷水なんかに浸かったらせっかく緩んだ筋肉がまたきゅっとなってしまう。あと心臓に悪い。
と言っても我貧民、そんなに頻繁に風呂に行けるわけもないので、普段は足湯をしている。バケツにお湯を張り、入浴剤を垂らして10分ほど浸かる。これだけでだいぶ身体がほぐれる(気がする)。
まだまだ左半身のコリが取れない(痛い)
がんばるぞ!
ちなみに今日、父親が夢に出てきた。
「言っちゃ悪いんだけどさ、お前面白く育ったなwww」と言われた。
どの口が