実家が本物の実家になった日〜父とカムア後に話をした9/27
今日は、たまたま母が出かけて父と一緒に家で2人きりになりました。
先日、既に家族には自分がゲイであることをカミングアウトしましたが、1つだけ父に聞いていない質問がありました。
それは
「ゲイと分かった今でも俺を自分の子どもとして愛してくれていますか?」
という本質的な問いです。
聞くこと自体、かなり勇気のいることだったんですが
、今しか聞くタイミングはないと思い、頑張って聞いてみました。
答えは…
「そんなもん当たり前だろ。どんな子が生まれてきたって愛するに決まってんだろ」
うちは姉妹と長男の俺だけ。俺は長男として、必要以上に父の期待に応えなければと必死だったのかもしれません。
ある意味、自分がゲイであることは、父の描いてきた未来を壊すことになると思っていたから…
おそらく父が描いていたであろう、俺が普通に結婚して孫が生まれ、一緒に暮らす、家系を守るという夢は決して叶えてあげることは出来ません。
そのことへの後ろめたさ、申し訳なさがずっと胸に突き刺さっていました。
おそらくそれがずっと実家に帰れなかった理由。父への不信感の根っこにありました。
それが、今日の父の答えを聞いて、心から安心することが出来ました。
既に母にも同じような質問をしていたので、要は
「父も母も、こんな俺でも愛してくれる」
という安心感を得たからです。
今まで親の望む良い子でいることで愛されようとした自分から、そのままありのままで愛される自分になれたことは、俺にとっては革命的変化です。
こんな両親の子どもに生まれてよかった。今はそんな気持ちで満たされています。
おわり