2024 凱旋門賞 予想
凱旋門賞 2024
限界を迎えながら予想書いてるんだけど、賞金をつぎ込むから仕方ない。友人の負託を受けているワケだからオープンにすべきだよな。税金とか今話題の収支報告的なアレだ。
賞金とは何ぞやというとつい今日?サークルのOBライブ的な催しで自分が参加したバンドが1位を獲ったので賞金が出たんだ。前々から1位取ったら優勝は凱旋門賞に!という話だったんだけど、2位・3位のバンドからも使えと賞金を渡されてしまった。
30倍にしろ!だってさ。回収率1000% = 10倍になれば大当たりな世界なんだけど、競馬を何だと思っているんだろう。
自分が参加したバンドはRAGE AGAINST THE MACHINE。反体制・反権力と既存の体制に中指を突き立てるような思想のバンドだ。結構政治的なメッセージは強いな。レイジをやるからには、俺たちも立川に独立国家を作って選挙は蓮舫に入れるなどした。こういうのはしっかり形から入るもんだ。
レイジと凱旋門賞と全然関係ないだろって怒られそうだが、もうちょい我慢して読んでくれ。まあでもフランスも市民革命で貴族倒して自由を手に入れた国なワケだし全く関係なくもない気はする。
というのも(?)、特権階級...じゃなくて昨年までトップに君臨してた層の馬たちが今年はいないんだよ。
例えば昨年の凱旋門賞ワンツースースリーのエースインパクト・ウエストオーバー・オネストはもう引退してるし、12ハロン実績のあるフクム・ルクセンブルク・オーギュストロダンといったビッグネームもいない。
今年この路線で強いゴリアットやレベルスロマンスはセン馬で出られない。シティオブトロイはBC行くし。
日本もイクイノックスが引退したし、アメリカの古馬ダートもパッとしないな。各国の絶対的エース級の存在ってもう香港のロマンチックウォリアーくらいじゃないか。
このように今年の凱旋門賞戦線は結構混戦気味だ。だからこれまでトップ級に負かされてきた馬たちの「逆襲」になるんじゃないかな。こう書くとレイジと結びつきそうじゃないか?
混戦・実力拮抗となるとちょっとしたことで結果は左右される。
狙いはやはり斤量の軽い3歳馬・牝馬と内枠の馬。
オープンストレッチといって、凱旋門賞当日だけ内ラチが解放されてめちゃくちゃ良い状態の馬場が使える。前日までは仮柵を設置して保護されているんだけど、当日に仮柵が撤去されるんだ。
だから絶対内有利とならないのが競馬の難しいところだ。路面が緩い場合、誰も走っていない=踏み固められていないから逆に走りにくいということもある。これはもう年による。
今年は近年の道悪よりはマシな年になりそうだから、インコースが使えると踏んでいる。
有力なのは地元フランスの3歳馬ソジー。
仏ダービーではちょっと前まで1番人気だったルックドゥヴェガの後塵を拝することになったが、その後のパリ大賞・ニエル賞を快勝。道悪もこなせるし12ハロンの方が合ってそう。内枠の5番ゲートを引けたのも大きい。ギュイヨンが凱旋門賞勝ったことないの意外なんだけど、上手いし大丈夫でしょう。
その仏ダービー馬ルックドゥヴェガは正直どうなんだろう。
もちろん力はある馬だと思うが、道悪の影響もあったのかニエル賞を見る限り2400は長そうな感じがする。
前走よりはクイックな馬場になりそうだけど、わざわざ人気で買いたいとは思わないんだよなあ。抑えるくらい。
内枠牝馬で有力なのはブルーストッキング。
ヴェルメイユ賞・キングジョージの方がパフォーマンス高いように2400m向き。しっかり最後まで脚を使えるタイプなのも魅力的。ロンシャンは合うんじゃないか。
ファンタスティックムーンはこのレースと相性の良いドイツ血統だから評価したいんだけど、道悪を嫌ってスクラッチ、出走を取り消す可能性がある。今日のアンダーカードを見て決めるらしい。ギリギリまで待つなあ。そんな状態の馬を強気に買うっていいにくい。
同じくドイツ実績があるのがユタカさんが乗るアルリファー。
前走が初の2400mだったんだけど勝ち方が良くて、今年も徐々にパフォーマンスを上げてきている。
もともと去年ギヨームドルナーノ賞でエースインパクトの2着があった馬。前走の勝ち方は相手関係もあったにせよ、地力は評価してもいい存在。
アヴァンチュールは内枠3歳牝馬と結構条件揃っているが能力を疑っている。ヴェルメイユ賞2着で本番55kgで出られるのはアツいんだけど、今年のフランス3歳牝馬のレベルは疑わしいから微妙。
ロスアンゼルスはもうちょい内枠欲しかったなあ。
延長は間違いなくいい。英ダービー3着でも勝ち馬はシティオブトロイと相手が悪かった。その後の愛ダービーは快勝しているから評価は上げたい。
個人的に穴目で気になるのはマルキーズドゥセヴェ二エ。
2年半くらい馬名の読み方が分からんまま見てたな。マスクド~って読んでた。媒体によって日本語表記がバラバラなんだよな。
去年から安定している馬で、ロートシルト賞・ジャンロマネ賞を連覇。初の2400、実績豊富な古馬相手と相手関係が一気に強化されるが勢いは間違いない。
相性の良いドイツ血統のシユーニ産駒で、半兄は2400のG1を4勝しているミアンドルということも考えれば距離はこなせても驚かない。
ミアンドル、久しぶりに聞いた名前で懐かしいな。オルフェーヴルのフランス遠征時のレースを見直すと出てくるからチェックしてみてくれよな。
なおこのレースで引退とのこと。最後に名前が分かってよかった。無事に。
最後にシンエンペラー。
凱旋門賞馬ソットサスの全弟ということもあり期待が高く適性も見込まれているが、一部懐疑的な部分はある。
ダービー3着をはじめ重賞実績もあり日本の馬場に完全に適応してしまっているし、とてもソットサスと同血とは思えない。ソットサスが上がりで11秒前半を連発できるイメージが全くない。
あとエンジンがかかるのが遅いんだよな。ただでさえ凝縮しやすいフランス、しかも凱旋門賞の馬群を捌くリスクがある。
3歳のアドバンテージを活かせば能力は通用してもおかしくないところがあるが、人気するなら嫌ってみたい。
もちろん応援してるし、外れるならこの馬に勝ってもらって外れるのが最高だね。
買い目は
ソジーから牝馬3頭とロスアンゼルスへの馬単で。
オッズ見ながら配分や変更する。30倍とか絶対無理だろ。
馬単 13→4,7,8,14