日記 大きな組織でslackを使ってみた
こんにちは。タロイモです。みなさん、slackは使われているでしょうか。
対人コミュニケーションのチャットツールという印象が強いですが、今やアプリ間のインテグレーション機能やクラウドとの連携機能の充実からプロジェクトにおいて情報の通知を一元管理している現場の多いのかと思います。
タロイモもそういう使い方をする中で、「なんでも出来る」が故の発散が目立ち、一定の方針が必要になり、その方針を定義づけする経験をしましたので、いくつかご紹介したいと思います。
他にこんな使い方、こんな対策したよ、という情報があればコメント欄にいただけると幸いです。
1.表示名
各ユーザーの表示名になります。これは半角英数字で自由につけて良いことにしています。「ルールと言いながらいきなり自由でいいってどうゆう事?」と思われるかもしれませんが、やっていい事を定義するのも大切です。人によっては「これやってもいいのかな」という迷いに時間を使ってしまう人もいます。なので「これはいいよ」ときちんと定義してあげましょう。
2.メンション
メッセージには必ずメンションをつけましょう。特にスレッドが進むにつれて「今見えているメッセージに返信」なのだからわかるよね、なんていう人もいましたが複数人で議論する場合など、誰に対してのメッセージなのかわからなくなる場合もあります。また1メッセージで複数人に語り掛けるシーンもあるかと思います。そういう場合も「どのメッセージは誰に向けてなのか」を明示するために文中にメンションするように心がけましょう。
ルール付けすると以下のようなものになりました。
・基本的にメンションを付ける。
・チャンネル内全員に通知したい場合は、@channel を付けてください。
・ダイレクトメッセージ(個人宛メッセージ、以下DM)はアクティビティログの対象外、またメンションが無くても通知が付くのでメンションは不要です。
・複数人DMのときは個人宛DMのような動作にならないので、メンションを付けて下さい。
3.アイコン
なんの画像でもいいので必ずデフォルトから変えてください。
在宅ワークではあなたをあなただと認識する第二の顔になります。
そのため他のツールも同様の画像にしてください。
4.チャンネル作成
#general
まだどのチャンネルでやり取りすべきか迷うようなふんわりした内容はここでやり取りしてください。また、きちんと位置付けが終わればそのチャンネルでやり取りして、本チャンネルでのやり取りはアーカイブしましょう。
#random
お仕事以外のお話の場としましょう。雑談から何か生まれることもあります。特にプログラマなど集中して一人で仕事をする人はコミュニケーションレスになることもあります。きちんとケアする意味でも有意義な使い方をしてください。
#report
報告用ページになります。チームによっては日時、月次など報告が必要な場合があるかと思います。ここに直接報告してもいいし、他の報告用のアプリを利用している場合はここに連携して通知するようにしましょう。
#tech
技術的な話題についてです。実務に直結する議論よりは、オンラインセミナーや有名な技術やアプリの情報をチーム全体にシェアするような使い方が好ましいです。
#z_ *
内部でチーム分けをした場合の一例です。ワークスペースで分けてもいいですがもし1ワークスペースでわけるなら何かしらの接頭語を指定した方がパッと見てきれいに並ぶのでぜひつけましょう。
#attendance
勤怠連絡用のチャンネルになります。当日の不意にお休みする場合や予定休もここに書き込みましょう。またカレンダーアプリを利用して予定はそこで管理してその通知をこのチャンネルにするのも良いかと思います。
※私の環境は後者です。通知タイミングを週頭に一括送信するなど工夫をすると予定休などのリマインドになって便利です。