妖精綺譚 登場人物紹介1
Kindle出版を予定している「銀山町 妖精綺譚」という物語の登場人物を紹介させてください。小説にある真面目な紹介ではなく、私の思い入れ優先の駄楽駄楽とした紹介です。ネタバレは無いです。
本編はこちらです。
先ずは主人公が勤務する銀山町役場
◯田中哲二(22歳)
郡山市出身、県立安積高校〜国立福島大学卒業。父は田中青果という青果卸企業を経営しています。苦労知らずのボンボンで、言葉が軽く自由に動くタイプなので、少し生意気に見られることもありますが、素直な性格です。
◯高橋健介(32歳)
田中と同じ企画課で指導役というか、共に仕事をするバディになります。
生まれも育ちも銀山町。物心つく前に、災害で父を亡くしています。母は運送会社に勤務しながら高橋を育てました。
誠実な人物で、子どもの頃から「しっかりしなきゃ」という責任感が強すぎ、考え方が固いです。
田中を引っ張りつつ、振り回される日々です。
◯飯田企画課長(58歳)
下の名前はありません。役所では総務課長に次ぐナンバー2のポジションです。事務能力はあまり高くないのですが、部下を褒めながら良さを引き出すことが上手く、実績を残すタイプです。
少し調子が良いものの、人柄が良いため周囲からは慕われています。
◯長谷川町長(60歳前後)
長谷川建設の創業者。長谷川建設が堅実な経営により業績を伸ばしたことで町の有力者になり、産業界に推されて、町長選に担ぎ出される。
一期目で住民参加型の政治に挑戦したが難航、二期目は辛勝。周辺自治体がバブル景気に躍る中、華々しい事業が実現できていないのが悩みです。
また、自社に優先的に仕事を振ることはしていませんが、町内の同業他社が力不足のため、結果的に公共工事を受けることが多いです。
◯宗像係長(45歳)
役場の出世頭。総務財政人事をほぼ一人で掌握している。しかし利己的恣意的ではなく、役人らしい役人として行動します。
新しい企画や現場仕事は苦手で、内向きなタイプである。神経質なところがあり、胃腸が弱い。
◯木村総務課長(58歳)
本編では名前しか出ません。外伝一に登場して、本編で消化出来なかった、田中が役場に採用された背景を明らかにしてくれた有難いキャラです。
飯田と同じ歳ですが事務能力も高く、役場のナンバー1の役職です。性格はちょっと利己的な面があります。
◯熊田佳子(54歳)
本編に登場させられなかった、企画課のベテランパート職員です。企画課の総務会計的な業務と、町内会を担当し、企画課を下支えしています。
前例踏襲的な業務は得意ですが、新しいことは苦手です。田中がもう少し悩んだり、失敗したりすれば登場するはずでしたが、物語をテンポ良く展開させるため、出番が消えました。
銀山町役場だけで、それなりの文字数になりましたので、「若者定住会議」のメンバー紹介は、また改めてさせてください。
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