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猫にごめんなさい

 最近のチュール消費量が半端ないです。
 朝、夕、夜に2本×2匹ということで、20本入りのチュールが2日で消えます。子猫の頃は2匹で1本を朝、夜だけでしたが恐ろしいまでに大ぐらいになりました。

「甘やかし過ぎ」
という意見を頂戴しそうですが、あまり構ってやれない罪悪感を薄め、幸せそうにチュールを食べる表情の多幸感を楽しみ、そしてチュールを我慢させようとする時に生じる破壊行動を抑制するために、このような状況となっております。

 テーブルの上のコップやリモコン、本などの諸々が叩き落とされたりすることや、私の顔や手足のひっかき傷を増やすことを防ぐためには仕方がないのです。

 なお、破壊行動を行うのはサムネ画像右のナッツです。左のチオは暴力は行いませんが、「ニャーニャーニャー」と騒ぎだして安眠妨害をしてきます。私は睡魔の中で藻掻くようにしてチュールを提供することになるのです。

 そして御承知の方もいるかと存じますが、チュールは私の部屋の「ウォークインクローゼット」に保管しています。そのことを知るナッツは、時折クローゼットの扉の前に陣取りアピールしたり、扉を開けようとガリガリ爪を立てたりしています。

 偶に私が扉のつっかえ棒を忘れて、食糧庫に侵入され荒らされまくることもあります。

扉の前のナッツ

 そして、今朝の私はやらかしてしまいました。新年度の環境の変化の疲れからかつっかえ棒を忘れてしまい、短時間ですがナッツの侵入をゆるしてしまいました。
 顔面を蒼白にして被害状況を確認しました。

 な、なんと、チュールや食料は荒らされていませんでした。代わりに、仕舞っていた猫用のおもちゃがクローゼットから室内に運び込まれていました。確かにここ数日、おもちゃで遊ぶ時間はありませんでした。
 遊ぶ時間が無くてごめんなさい。心で謝りながら仕事に向かいました。
 
 本日の帰宅後に、たっぷりと猫たちと遊んだのは言うまでもありません。
 部屋が汚くてごめんなさい。

  

朝の一コマ

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福島太郎
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