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祝! 2周年
2年前の2021年2月は「黒田製作所物語」を執筆していました。「恋する旅人」に収録している「題名のない物語」を読んでくれた後輩が
「最後に郡山が出てくるところ(だけ)が、良かったです」
という感想を贈ってくれました。その感想を素直に受け止めた私は
「じゃぁ、今度は徹底的に郡山に拘る話を書いてやるよ」
と一人、気持ちを高ぶらせ、以前から興味を惹かれていた地元企業をモデルにした話を書くことにしました。
「日本一キレイなステンレス専用工場」
工場の入口に、大きな志を掲げている溶接を主業とする企業。
社長が女性、溶接コンテストで「日本一」になるほどの腕を持つ女性従業員もいるらしいとのことです。会社のウェブサイトから浅い情報を仕入れた私は、
「差支えない範囲で、御社の資料を見せてもらえないでしょうか」
とお願いし、資料の閲覧と創作物語の執筆させていただきたい旨を依頼して、快諾していただきました。
当初は書籍の制作コストを抑えるため、電子書籍だけにするつもりでしたが、自分の想定以上に内容を気に入ってしまい
「売れなくても、赤字が拡大してもいい。紙書籍も制作しよう」
と、noteで決意表明したところ、当時交流していた「スウィングマンさん」が協力してくださり、「手作りの紙書籍制作」さらに「あとがきを募集します」ということになりました。
さて、2年前のこの時期にnote街に登場し、私と交流を続けていただいている2人のクリエイターさんがいます。
そのうちの1人には、交流が始まったばかりだというのに、
「黒田のあとがきを書いていただけませんか」
とお願いしてしまいました。東京在住とのことでしたが、何と「出身が郡山市」というではありませんか。郡山に拘り創作した物語に、関わっていただくことに運命的なものを感じました。
そして、もう1人の方には、約1年後に「光流るる阿武隈川」のあとがきをお願いしてしまいました。承諾していたけたことについて、この方の「伝説の息づく町」という物語の大ファンとして、大変光栄なことでした。
いつか、この方がメジャーになった時、「俺はあとがきを書いてもらったことがある」と自慢することを楽しみにしています。
お名前はお出ししませんが、お二人のnote2周年おめでとうございます。
これからも仲良く交流してください。
お二人がいてくれたおかげで、楽しく過ごすことができたこと、感謝いたします。
そして、#何を書いても最後は宣伝
郡山を舞台に、地元企業へのエールを込めた人間賛歌「黒田製作所物語」
二本松市(東和町)木幡を舞台とした、人の光が織りなす軌跡「光流るる阿武隈川」
あとがきだけでも、楽しんでいただけたらと考えております。
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