【公タマ伝R】お前は、何を見て仕事をしている
本日は原点回帰で「公務員のタマゴに伝えたい話」として、稿を起してみます。真面目な話になると思いますので、あらかじめご了承ください。
表題は拙著「恋する旅人」に収録している「水商売を始めた役場の話」の登場人物「村長」の台詞をアレンジしたものです。もともとは村長が職員を怒鳴りつけ
「お前は、何を見て、何を考えて仕事をしている」
と、問い質しています。本日、これを取り上げましたのは、昨日に続いて「恋する旅人」の宣伝ということもありますが、note街のクリエイターのお一人「くらげさん」の記事からのインスパイアです。リンクも埋めておきますが、記事の中のリンクもお読みいただくと、より楽しんでいただけるかと思います。
今回、グっときたのは次の一文です。
『組織を変えたいなら「過去」や「既存」からの脱却が必要だと感じています』
まさに、おっしゃるとおりなのです。そして、ちょいと経験を重ねているウッセイヒトとしては、余計な一言をちょい足ししたくなり、コメントしてしまいました。
『「何のために」という目的意識も大切だと考えています』
お恥ずかしい話ですが、リアルの世界では、考えて声を上げるものの、着実に改善するレベルまでは追いつかないのが現状です。組織の中で生きていく上で、打算・妥協・惰性という言葉も常に傍にあります。けれど、魂は常に、自分に対しても、周囲に対しても叫んでいます。
「俺は(お前は)、何を見て、何を考えて仕事をしている」
私の場合は、noteにおいても大きく2点に考えを集約してハッシュタグで表現しています。
・かこに感謝して生きていく
・未来を夢みて生きていく
過去を踏まえつつ、より良き未来を、より良き地域づくりを目指して活動したい。綺麗事ではありますが、30年以上そう願い続け、行動しています。じゃなきゃ、今の仕事をしている意味を感じないのです。
なので、前例踏襲を一義とし、
「過去を大事に、現実も未来も見ないようにして生きる」
ような方々とは、価値観が合いにくいのが現状です。
このような状況ですので「くらげさん」に追加でコメントしたとおり、現実では「四面楚歌」に陥り「七転八倒」することも多いです。「また、負け戦だったか」と呟きながら、七転八起しています。そんな現状を離れて、「かくありたい」と夢を描いた物語が、「フロンテティアミッション(公タマ伝収録)」、「公民館物語(公タマ伝第2集収録)」、「元宮ワイナリー黎明奇譚」という、お仕事三部作であり、「水商売を始めた役場の話」と「神様になったお役人」(恋する旅人収録)ということになります。
現状に対する「ウサバラシ」のようなお話ですが「ウラミブシ」よりは良いかと考えています。
公務員のタマゴに伝えたい話として綴りましたこれらの物語、「公務員としてのタマシイを伝えたい」という気持ちもあり、「公タマ伝」と略しています。公務員以外の方々にも楽しんでいただける部分もあると考えており、より多くの方に読んでいただきたいと考えていますので、本稿をお読みいただいている皆様にも応援していただけると嬉しいです。
「公タマ伝」は、真面目な話が多いので、読み物としては「恋する旅人」か「黒田製作所物語」がお奨めです。黎明奇譚も良いです。大事なことなので繰り返します、皆様に応援していただけると嬉しいです。
本日も著作が売れない一日になりそうですが、拙著を読み勇気づけられる方が増えるという、未来を夢見て生きています。
今日は真面目な話に終始してしまいました、駄文ファンの方、申し訳ありません。そんなdabunを今日も愛してください。
d.b.nさん、今日もネタをお借りしました。ありがとうございます。太郎からの愛ということで受け止めてください。で、「恋する旅人」こちらのリンクからアクセスして、レビューだけでも読んでください。損はさせません。
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