【読書感想文】内藤みか先生 2作品
内藤みかさんの「50歳旅」と「シンママ映画」を拝読しました。流石に「プロの作家さん」なので、とても楽しませていただき、レビューもいたしました。ここではレビューには書けない感想をツラツラと。
内藤さんはnoteでも活動されています。今現在で最新の記事がこちらです。
サムネ画像は「TRC(東京流通センター)」です。上の記事のとおり内藤さんも「文フリ東京38」に出店してたそうなのですが、事前の私の勉強不足でブースに行けなかったことが悔やまれます。
まぁ、それはさておき「公式な感想」はAmazonでレビューしていますので、お読みいただけたら嬉しいです。
ここでは、Amazonのレビューや内藤さんのnoteにはコメントしにくい話を書き残します。ほぼ自分語りなので、いつも以上にツマラナイ可能性があります。
1 50歳旅
これですねぇ、知っている人は知っている「JR大人の休日俱楽部パス」の話でして、私も昔から「憧れの切符」だったのです。ところが入会資格を得た50歳直後からの「コロナ禍」による「外出自粛・制限」などを諸に喰らってしまいました。また利用できる時期が制限されていることもあり、私も「大人の休日倶楽部」に加入はしたものの「パス(乗り放題切符)を実際に使用するのは、2021年11月(51歳)までは自粛することになりました。
そして大失敗をかましました。「函館まで行くのに東北限定で予約」「函館で2泊」を選択したことでした。
「東北・北海道エリア乗り放題があるのに、何故東北限定」
「乗り放題なのに『函館2泊』では、函館往復分しかJRを乗らないじゃない。もったいない」
ということを使用して感じた訳です。
で、昨年はその反省を踏まえ、木金土日の4日間で
「仕事を終えてから仙台や宇都宮で晩御飯、週末は東京日帰り」
という新幹線だけは「贅沢に使う」という大人旅を敢行しました。食事代は1食あたりは2,000円以下、全て日帰りなので宿泊費0というトンでも旅でした。ただ、私「一欄」というか「博多とんこつラーメン」が好きなのですが、地元には本格的な店が無いのです。ところが、旅先ではとんこつラーメンの店よりも「地元の店」を優先することもあり、なかなか「本格的なとんこつラーメン」を食することができないのです。
なので「大人のパス」で「一蘭で食べるためだけ」に仙台入りは楽しゅうございました。
2 シンママ映画
この本がですねぇ、何と申しますかエンターテインメント的に「面白い」ということではないのです。ただ、「非常に興味深い」と申しますか「勉強になる」と申しますか、深夜(丑三つ時)に一気読みしてしまい、今、本稿を入力しているのです。ほぼ午前4時です。
残念ですし悔しいのですが、万人に共感される内容では無い印象です。シンママの絶対数は少ないので、マイノリティに対する「差別・排除・マウント」のような「村社会」「同調圧力」を是とする文化が蔓延する地域では「理解されにくい内容」のような気がします。
ですが、かつて「子ども2人を抱えたシンママ」を誕生させた私には刺さりました。絶対的共感の嵐でした。
映画の感想にとどまらず、シンママの現状の紹介、そこから考える著者の「政策提言」がとても素晴らしいと感じました。日本という国、私たちはもっと「シンママ」や「子育て」に優しさを持って対応していくべき、対応しなければならない、対応したいと考えさせられる内容でした。
拝読させていただき感謝です。
3 両書に共通する福島太郎事情
御承知の方もいると存じますが
「福島太郎としての収入は、全額をシンママをサポートするNPO団体に寄付しています」
活動経費は全て持ち出しです。本の制作費も通信費や交通費も全て持ち出しで、Amazonからのロイヤリティやnoteのサポートから経費を捻出したりはしていません。ただ、誤解しないで欲しいのは
『好きなことを 好きなようにしている』
だけなので、別に立派なことをしているのではないのです。『やりたいようにしている』だけのことです。
何故なら、寄付をしているのは私が
「子ども2人を抱えたシンママを誕生させた」
ことへの贖罪的な意味もあります。また、未来を担う子どもたちに対して「応援している人はいる」というエールを贈りたいからでもあります。
金額は微々たるもので「寄付」というのもおこがましいのです。立派な方ならもっと大きな金額を寄附すると思うのですが、私は「福島太郎としての収益のみ」という微々たる金額を「0と1は違う」という想いで継続しています。
で「50歳旅」とも通じるのですが、寄付は50歳から始めています。自分の子どもが20歳になるまでは「自分の子どもが最優先」としていました。このことも含め、私は「立派な善人」では無いのです。
ただ、離婚する時に
「夫は辞めるが父は辞めない。子どもたちの父親として養育費と大学卒業までは責任を持つ」
と自分に誓い、20歳になるまでは金銭的な支援はもちろん、面会や送迎など、子どもたちが父を必要とすることには、できる限り応えたいと考えながら過ごしてきました。
子どもたちが「20歳」になり、父としての絶対的な責任から離れて「自分がやりたいこと」を模索しながら「福島太郎」として活動しています。
立場も実績も全く異なりますが、内藤みかさんの「50歳旅」と「シンママ映画」を拝読して、Amazonのレビューや内藤さの記事にコメントしにくい「そうそう俺もそうなんです」と共感した心情を吐露したく、本稿を残すことにしました。オッサンの一人語りにお付き合いをいただき、ありがとうございます。
重ねて申し上げますが「福島太郎としての収入は、全額をシンママをサポートするNPO団体に寄付しています」なので、
#何を書いても最後は宣伝
ということをどれだけ継続したとしても、私には1円の得にもなりません。活動を継続すればするほど、活動経費の持ち出しが増えていっています。
それでも、未来を担う子どもたちの力になれることを夢見ながら、お金ではなく、エールを贈りたく活動継続しているのです。
そして福島太郎は「創作大賞2024」に応募して、自分の活動領域を広げることを夢見ています。この3作品です。
筆力の無さを数字として実感しつつも、書き続け、足掻き続けたいと考えております。