記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

「リバー、流れないでよ」を見る、ナポリのラジオを聴く【日記】

先週のTGS前から約2週間、仕事やら家庭のことやらでだいぶ忙しかった。次々と積み上がるタスクを前に呆然としている間にも時は流れ、9月は10月になり、テリーは弱キャラ認定されていました。テリーめっちゃ面白そうなんだけどな。

でも黄色テリーにするとなんかダサい

アマプラに『リバー、流れないでよ』がきてたので見ました。ある旅館を舞台に「2分間」という超ハイペースで時間がループしてしまう、というコメディ映画。『サマータイムマシン・ブルース』でも知られる劇団「ヨーロッパ企画」の映画。

タイトルと設定だけでもう面白い。めちゃ余談なんですがくるりの「リバー」という曲が好きで、映画のタイトル見た瞬間脳裏にそれがよぎったんですが、この映画の主題歌もくるりの「Smile」という曲でした。そこ「リバー」じゃないんかい、と思った。

ループものというと最初は主人公だけがループしていることに気付いていて徐々におかしいぞ……ってなっていくパターンが多いですが、この映画の場合は最初っから全員が「あれ、ループしてね?」っていうことに気付いている。だから2、3周目くらいですぐ「ループしてるよね?」「だよね?」ってなる。そのへんの話の早さがメタ的で笑えます。

個人的には「熱燗を何度あっためてもぬる燗に戻っちゃう」「食っても食っても雑炊が食い終わらない」とかのループギャグやってる時間が一番楽しかった。雑炊の味変のためにせめて調味料持ってきてあげよう、とか、風呂から出られない客のためにせめてゆず湯にしてやろう、とか言って「それも巻き戻っちゃうから意味ないやん」ってなったりする。このへんのボケツッコミもっと掘り下げるパターンも見てみたかった。

映画としては「一体このループが起こっているのはなぜだ?」というところから登場人物の関係性とかに焦点が当てられるんだけど、以降はわりとベタな話にもなってしまうので、「2分間がループする」という設定の斬新さに比べるとちょっともったいなさもあった。ただ限定された舞台(あるいは予算)という制約の中で動きもつけながら上手く話を集約させていく感じは、さすが実績ある劇団という感じで見応えがありました。

個人的によかったキャラが締め切りに追われている小説家のおっさん。「ループしてんなら締め切りも来ないからずっとこのままでいいじゃん」ってなったり、どうせループするなら何やっても大丈夫だって障子破りまくったり身投げして死んでみたり、一番気が狂っていた。星新一のショートショートとかだったらこのおっさんが主人公だっただろうな、という趣がある。面白かったです。

https://31audee.jp/

あと、先日触れたナポリの男たちのラジオの放送日だったので聴きました。妻がわざわざアラームかけておいてくれました。ありがとう。

初回はまだ自己紹介的な要素が強かったけど、インターネットの兄ちゃんのしゃべりがそのままラジオから流れてる感じがほどよく残っていてよかったです。いい意味でFMラジオっぽくないというか、それこそ深夜にトラック運転しながらラジオ流してた兄ちゃんとかに「この『銀と金』の話してる兄ちゃんたちなんだろう?」という違和感を持ってもらえるんじゃないかな、と思った。っていうか僕だったらそう思うだろうなという感じがした。

ちなみに。僕そんなナポリの活動を熱心に追いかけてるとかでもないのにこういう記事書くと「媚びてる」みたいに思われるかなあ、と思ってアレなんですが、こういうのって番組側の人がSNSの盛り上がりとか結構気にしてると思っていて、微力ながらなんか貢献できればいいなみたいな思いもあります(代理店とか上層部とかは数字がないと物を語れない)。このへんは元メディア側の人間という視点もあります。という言い訳。当日、余裕でトレンドとか入っててさすがだなあと思いました。

あとhacchiが「箱の中身はなんだろな」やりたいって言ってるの、意外でもありらしくもありなんかすごいhacchiっぽいなと思いました。ぜひやってほしい。ナポリの皆さんも番組スタッフの皆さんも応援しております。

以下、マシュマロ返信です。


コーヒートーク実況で言っていた難癖で心が救われました

ここから先は

1,529字 / 2画像
この記事のみ ¥ 100

こちらはただ投げ銭をするだけの「サポート」という機能です。サポートいただけた分だけnoteの活動に割く時間を増やせるので大変助かります。(メンバーシップに入ると有料記事が読めるなど多少見返りがあります!)