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お笑いとは「好み」である【キングオブコント2024感想】

昨日やってたキングオブコントを見ました。キングオブコントを賞レース的な緊張感を持って見るのはだいぶ前にやめたので、リアタイしたのはなんか久々かもしれない。冒頭はどうせ松っちゃん不在いじりとかでだらだらするだろう、と思って晩飯買いに行ってたら1番手のロコディが終わってました(あとで録画見た)。

今回は最終3組まで1点差で決まる超接戦でした。結果的にはラブレターズが勝ったし、物語とか当日の熱狂含めてわりと納得感ありましたが、ロングコートダディの出順が1番手じゃなかったら、2本目が大掛かりなセットものじゃなかったら、とか色々考えられるのも面白い。決勝5組とかだったらや団やシティホテル3号室が優勝する未来も全然あったなとか。

今回は微差だったこともあって、「審査員の好み」がトレンドに入るなど話題になりました。まあ審査員の採点って毎年なんかしら話題になってますが。僕は東京03のファンということもあって、飯塚さんの採点見てて「あー、好きそう」とか思いながら見てました。で、それがわりと自分の好みとも近かった。う大さんも指摘してましたが、他のみんなが94~96点みたいな採点ばっかりの中、飯塚さんはメリハリつけた採点してるのえらいなと思いました。

あんな「みんな面白いよ~」みたいな優しい人が点差つけてるんだから、みんな自分の好みとかこだわりとかで採点していいし、お笑いってそういうもんだよなーと思いました。僕はニッポンの社長とか隣人とか好きですが「賞レースでそのネタやるんかい」というネタ選びにも感じるし、それこそがそのコンビの面白さなんだとも思う。賞レースというエンタメ上、得点で優劣をつけるから「私はこっちのほうが好きなのに!」という黒い感情が生まれてしまいますが、本当はお笑いなんてみんな「何が嫌いかより何が好きかで自分を語る」のが一番いいに決まってる。そして他人の好きなお笑いも大切にしよう。そうしたほうが世界に笑顔が増えるから……。

みたいなことを思いました。以下は自分の好みについての話です。


ロングコートダディ

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