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シネマンガブラザーズ1周年

シネマンガブラザーズ1周年。

チャンネル開始、初投稿から
早1年が経過しました。

この1年は27年間の人生のなかでも
特別だった。
覚悟の1年だった。

2020年3月。
ぼくにはまだなにもなかった。
芸人としてもうだつの上がらない日々に
コロナという未曾有の危機。
全世界の経済の流れが一度ブッ壊れた。

そんな中で隣にいる彼女のお腹には
まだ数mmとない赤ちゃんがいた。

芸人を辞めるべきか悩んだ。

自分の方が大変なのに彼女は
それでもぼくの夢を応援してくれた。
そのおかげでぼくの夢は
なんとか持ち堪えた。

だがしかし家計は火の車だった。
もう一度言うが本当に覚悟の1年だった。

猛暑だろうが土砂降りだろうが
朝はゴミ収集車に乗り、
夜はウーバーイーツで配達、
夜中も清掃バイト。
週に一回、バイトのない日に
丸一日撮影し
生活の空き時間は
すべて編集とネタ(台本)作り。
ほぼ寝れてない状態で
猛暑の中のゴミ収集は
本当にしんどくて泣きそうだったな笑

それでも、挫けそうになる心を
奮い立たせてくれたのは
愛する妻と日に日に大きくなる
お腹の子がいたからこそ。

止まってなんていられなかった。

そしていつだって妻は笑顔だった。

どんなに苦しい状況でも笑っていた。

だったらオレが下を向くもんか。

「芸人は続ける」「家族も守る」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「リーダー」のつらいところだな
覚悟はいいか?オレはできてる

ぼくは幸いバカで良かった。
なんとかなる精神の持ち主だから。
無論、なんとかするのは自分自身だが、
オレなら〝なんとかできると信じれる〟
オレで良かったと思う。

からっきしの体力でも
撮影の日は不思議と力が湧く。
やりたいことをやれる時間というのは
こんなにも貴重で幸せなんだと気づく。
シネマンガブラザーズのメンバーは
ぼくを入れて7人。
全員アホばっかだから会えば
くだらないことで喧嘩もするし
時間守れねぇ奴もいるしポンコツだし
本当にイライラすることも多いけど
一緒にいて楽しかった。
こいつらもまた、いつも笑っていた。
いまのぼくがあるのは間違いなく
6人のおかげ。ムカつくけど。
本当にどうしようもない連中だが
ぼくにとっては心強い仲間だ。
ぼくは恵まれている。
こんな奴らが周りにいて最高だなと思う。

そして応援してくださる
ファンの方々の声は格別で
これが本当に心の活力になっている。
ぼくの目標に寄り添って、
背中を後押ししてくれて
一緒に夢を叶えている気がして
本当に本当に嬉しいです。
オラに元気を分けてくれ
ありがとうございます。
いつか必ず恩返しさせてください。

まだまだ全然夢の途中だけど
なりふりかまわずがむしゃらにひたむきに
走り抜けたこの1年をぼくは誇りに思う。

さて、2021年3月。

家族が増えた。
仲間も増えた。
応援してくれる人たちも。
すべてぼくにとって大切な人たち。

どこまで走れるだろうか。
どこまでも走り続けたい。

まだまだこんなところじゃ終われない。
全然まだまだだ。
これからも戦い続ける。

オレは本気以外の戦い方知らねェよ!

この1年が1番誇りに思えるように。

たろちゃん組

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