見出し画像

第44回 元地方公務員が経理に転職して2ヶ月が経ったリアル

こんばんは。
たろ坊です。

元公務員で2年無職の私が経理になり2ヶ月たった感想を書いていきたいと思います。(この記事は1600字程度あります)



1.現在の仕事の進め方や環境について

 入社から2ヶ月が経ちある程度業務を自走することができるようになってきました。私の業務(多くの経理職)基本的にはルーティーンの処理が多いことが理由としてあげられます。

 前職の公務員時代も年間の業務は決まっていました。しかしながら、業務を進める上での調整等の打ち合わせ、処理をする上での決裁の数など、公務員特有の慎重に物事を進める傾向がありました。(1歩進んで2歩下がることも多々あり)

 また、上長により起案文章についてのチェックの匙(さじ)加減が異なっており、文章に細かい課長においては「てにをは」レベル✏️で修正がありました。文書として外部に出すのに必要な体裁は必要ですが、根拠のない定性的な個人レベルでの修正はとても気苦労がありました。(勝手な自己満な気もします)

 現在はとにかくをこなす。ミスは当たり前という仕事の進め方をしてもらったため2ヶ月目には仕事を1人で進めることができるようになっています。

 入社当初1日目から仕事を任され、入社1ヶ月は前任者のペースについて行くのが必死でした(かなり必死でした)。しかしながら、あの時期にかなり仕事のイロハを吸収したことが今ゆとりを持ててると実感しています。


2.人事(採用者)の考えを読み取って

 私以外にも他部署に転職して入る方が数人います。私の会社で未経験での総務などの事務や管理業務の募集をしているためです。

 私は30歳で転職をしました。「未経験であり経験不問」で募集でうたってるものの、やはり年齢はとても大きな要素になるな感じています。他の同期?にあたる人は24〜25歳ととても若いです。

 新卒一社めで見切りをつけ転職活動をする第二新卒の方も多いのかと感じました。

 他部門においても100倍以上の倍率から1名を採用を勝ち取るには「若さ」はとても武器になります。そのことを踏まえるとやはり私のように30歳間近で転職をするには、経験(公務員4年間)や資格(簿記2.3級)などは大きく関わっていたのかと思うこの頃です。

 近年、転職についてはブームとなっていますがエージェントや転職サイトなどをしっかり活用して見極める必要があるかなと感じました。

ご参考までに記事を載せておきます。


3.ワークライフバランスについて

 著書「金持ち父さん貧乏父さん」にも記載がありましたが、私のような労働者(サラリーマン)は資本家とは違います。どこまで行っても雇われの身です。

 年収が500、700、1000万と上がっていってもそれに伴う税金は増えていきます。

 私は仕事は人生の手段であって目的ではないと感じています。ですので、今の働き方や職場は非常にあっています。多くの民間企業では同期との出世競争、転勤、社内政治など多くの業務外の要素があります。(民間で必死に働く同期や先輩は尊敬しています)

 世間でいう普通にはならないかもしれませんが、私個人としてはとても満足しています。

 私はとある団体職員の経理として業務をしています。実働が7時間であり、公務員時代より45分短いです(民間より1時間)。多くの上場関連の経理はかなり固定残業のあるところもあります。そして日々知識のインプットをするために業務外も知識を蓄えなければいけません。

 結果的に私なりの価値観に合う環境でやってみたかった経理の仕事ができてとても満足しています。


4.おわりに

 私は転職については2つのパターンがあると思います。1つ目はどこからでも声のかかるスカウトに近い転職(年収が上がりやすい)、2つ目は多くの人が該当する基本的な転職です。

 転職で給料が100万,200万上がるのは専門的であり,今求められるスキルがある人であると考えます。多くの人(私を含めて)夢をみすぎるのあまり現実的ではないと考えます。何かをあるために何かを犠牲にするのが転職なのかと私は常々思います。

私が2ヶ月経って思うことをつらつらと書きました。本日も長い記事を読んでいただきありがとうございました。

2024.8.2たろ坊



いいなと思ったら応援しよう!