【無料記事・スプリンターズS2024外国馬の見解】ビクターザウィナー&ムゲン、2頭の特徴、チャンスがあるのはどちら?
立浪監督が辞めることを表明してはや1週間が経つんですが、その後4連勝。ココまで来たらもう最後まで勝ち続けてほしいなんていう贅沢な気持ちになりつつあります。
次期監督は誰なんですかね?
恐らくシーズン終わってからの発表になると思うのですが、基本的には現在の政権のいいところは引き継いでくれる人になってほしいなと思いますね。また一新して自分の色を出すタイプだと3年間の積み重ねが無駄になってしまう気がするので。
内部昇格が現実的なのでは。個人的にはベンちゃん(和田一浩現1軍打撃コーチ)にやってほしい気もしますが、現政権の中枢だから、何となくですが断りそう。やっぱり巷で最有力と目される井上一樹監督がやっぱり現実的? 2軍で結果出したから1軍ってのもちょっと安易な気もしなくもないんですが、もちろんやるからには全力で応援しますので、発表を楽しみに待つ日々でございます。シーズン終了が10/6なので、そこから数日内に発表となるのかなと思っております。焦らず待ちましょう。
表題の件です。
スプリンターズS2024に出走する香港勢2頭の見解をまとめておきます。
・ビクターザウィナーの見解
春の高松宮記念では得意のスタートを決めてサッと先手を取ると、直線は馬場の真ん中に持ち出し3着。結果論には春が、内で我慢した方が良かった可能性もある内容だった。それでもいきなりの参戦で3着は上々。
とにかくスタートからの加速が速く難なく先手を奪えるスピードが武器。
気掛かりなのはその後の2戦で、いずれも得意のスタートこそ決めているが直線早々に失速し、
チェアマンズスプリントプライズ→7着
シャティンヴァーズ→6着
ただし…
今年の春のシャティンは馬場状態が悪く、先行立ち回り型の本馬には向かなかったのも事実。
今のスピードが生きる馬場は合いそうなので、条件としては好転するとみていい。内枠が理想だが、極端な外でなければスタートの速さを生かして前には行ける。
・ムゲンの見解
前述したビクターザウィナーに2戦連続で先着しているのがこのムゲン。
チェアマンズスプリントプライズ→3着
シャティンヴァーズ→4着
ただ、本馬の場合はとにかく加速が悪く後方からの競馬になるのが弱み。これも前述したが春のシャティンは馬場が悪く外からの差しが利いていた。馬場状態が向いたという面も大きかった。
前走のプレミアカップは1着。これは1400mのレースだが、ココでもスタートからやや遅れ気味で最後方から。
いわばビクターザウィナーとは真逆のタイプでしぶとい末脚が武器。
・結論
近況だけを見ればビクターザウィナー<ムゲン、となるが、これは春のシャティンの馬場の影響も大きかった。
今季の中山はいうまでもなくスピードが生きる馬場で、差し追い込みは利きづらい。
…と考えれば、今回に関しては、
ムゲン<ビクターザウィナーと考えるのがベターでは。ムゲンは内枠を引いて上手くロスなく回って捌くか、あるいは雨でも降って相当馬場が荒れるか、そういうシチュエーションでないと厳しそう。
じゃぁ、中山の天気はどうなのかって話ですが、金土あたりで雨マークも出ており、やや下り坂。ただ極端に降るとか、レース中に降り続くとかでもなければ今の中山の馬場はそう簡単には内が荒れるような状況にはならない気がします。
やっぱり、ビクターザウィナー優勢じゃないかなという現時点での考えでございます。
最終結論は週末に。