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【無料記事】騎手の取扱説明書note開設記念!新潟記念出走騎手の簡易版トリセツ

新潟記念に出走していた全騎手の近況&簡単なトリセツを公開します。予想にお役立てくださいm(__)m

今後、順次騎手についてはアップデートしていきたいと思っているので、良かったらフォローなどしておいてください。

(文中敬称略)

マイネルファンロン M・デムーロ → 外枠が好物なのは変わらず、荒れ馬場も上手い。出遅れ多いが出遅れて馬とのリズムを取るので、出遅れ自体は悪くはない。出遅れがあまり不利にならない条件で買うべき騎手。メンタルの上下が大きく好不調の波が激しい。基本は陽気なイタリアンで、バイオリズムの見極めも重要。

トーセンスーリヤ 横山和 → 2021年秘かにプチブレイク。弟の活躍が刺激になったか。馬場読みが的確で逃げ差し自在、立ち回りも上手い。エイティーンガール、トーセンスーリヤ、オメガレインボーなど夏の重賞で大活躍。小回りも買い。弟より人気になりにくいのが良い。

クラヴェル 横山典 → 現状は特に変わらない。継続騎乗で馬との信頼関係を気付き手の内に入れて行く。昨年のキングオブコージとのコンビは好例。クラヴェルも継続騎乗で自在に乗れているのがプラスに働いている。

ヤシャマル 菅原明 → 今年プチブレイク中。カラテでの活躍が印象的だが、カラテのような大型馬を動かすのは得意。ヤシャマルもズブさがあり手が合っていた。スタートセンスもあるので、短距離でも買える。

ラインベック 津村 → カレンブーケドールのイメージ通り、強気に動いて脚を余さない騎乗が武器。半面強気すぎて早仕掛け傾向。フェアリーSではクールキャットで無茶なマクリを打ち差し馬の台頭をアシストしたのが印象的。

プレシャスブルー 柴田善 → 今回もそうだが控えて外を回すのが基本スタイル。今さらガツガツ騎乗する年齢でもないのでブレないので狙いどころはわかりやすい。メイショウムラクモでの重賞制覇も外枠だったように、外からフワッと行く形が合う。積極性には欠けるので、その点は常に考慮が必要だが、これだけ長く活躍しているジョッキーで今でも技術自体は今でも高いものがある。ハマる条件、開催後半の外枠、荒れ馬場などでは狙える。

サトノアーサー 石川 → 志は高いがあまり結果が伴わない。強気な騎乗をするが基本的な技術力はイマイチ。それでも強気に前に行くのでハマれば怖い。今年は重賞で目立っており、テリトーリアル、オールアットワンスで2勝他、サヴァ、スライリーでも穴。すべて積極策。極限まで溜めてこそのサトノアーサーとはどう考えてもミスマッチ。

エフェクトオン 木幡巧 → 腕っぷしの強いパワー系ジョッキー。実績のない内田騎手みたいな感じ。とにかくゴリゴリ追えるのでデカい馬、ダートで狙い。繊細な馬やフワッと溜めるような技術はないのでディープ産駒のエフェクトオンとは合わなくて当然。牝馬や芝ではあまり買えない。細かいことに気を遣わないので、新潟記念でも外枠から伸びないインをわざわざ突く謎騎乗。

リアアメリア 川田 → 言わずと知れた2021年重賞最強ジョッキー。いったいどれだけ勝つの? とにかく位置を取ってくれる。勝てるポジションにいるのは頼もしいし、お金を預ける側としては納得感アリ。淡々と滑舌の良いインタビューもすっかりおなじみに。少々冷たく感じることもあるかもしれないが、それは、「えー」「あのー」のような詰まりがなくスラスラと即答するためで、むしろ頭の回転の速さを感じる。しいて弱点を上げるとすれば強気スタイルがハマらない差し馬場など。今回の新潟記念も強気に動き過ぎた感アリ。小倉記念のファルコニアとのコンビでも結果的に差し馬の台頭を誘発した感じだった。それでも基本的には買える騎手。パターンも定まっているので狙いやすい。信頼のトップジョッキー。

レッドサイオン 杉原 → 腕っぷしは強くなくフワッと乗るJRA系の騎手。ギア軽めのタイプが合う。ディープインパクト牝馬のサンクテュエールで穴をあけたのも納得。直線競馬はなかなか上手い。追える系ではない。

パルティアーモ 横山武 → もうすっかりトップジョッキーの仲間入り。父譲りの立ち回りの上手さが武器で、とりわけ小回りでのソツのない競馬や的確な位置取りは若手でもナンバーワン。ペルシアンナイトの札幌記念などはさすがのひとこと。動かす腕っぷしもあるので総合力高い。さすがに人気になり始めたので、今年に関していえば妙味は兄。

ラーゴム 池添 → 言わずと知れた天才ジョッキー。唯一無二の人。馬の隠れたスイッチ、特に差し馬の脚を引き出すことに関しては天下一品のファンタジスタ。目立つ舞台に強いのは相変わらずで、今年もモズベッロ、ソングラインでズバッと差して来た。

ザダル 石橋脩 → 顔は甘いが騎乗は結構ハードなギャップジョッキー。腕っぷしが生きるのは芝よりもダート。マーチSでは毎年好走、今年も巨漢馬レピアーウィットを勝たせた。とにかくギャップが…。

ショウナンバルディ 戸崎 → 最強のノーマルタイプ。とにかく欠点がなく総合力が高い。普通に追えるしスタートも上手いし位置も取れる。トーラスジェミニのような先行抜け出しタイプは手が合う。同馬の成績が上がったのは馬の充実もさることながら、やはりジョッキーの格が上がったから。そこはさすが戸崎。メンタルが安定しており好不調の波が少ないのも強み。体は強くないらしいが心は強い。

アドマイヤポラリス 三浦 → 池添騎手と真逆。ファンタジスタというよりは労働者。スタート上手いし追えるが、致命的にアタマというか…勝負勘というか…そこら辺が。下級条件の荒れ馬場とか、ダートの短距離とかで…。南関東行ったら結構勝てると思う。言われるほどヘタではないというか上手いが、上手いのと勝てるのは別という典型的な存在。レースに対してフィットできないタイプなので重賞では基本的に軽視が妥当。

マイネルサーパス 柴田大 → 上手いわけがなく、総合的にヘタだが、最近マッチポンプ穴が増えている。自らのヘタさが広く知れ渡ったことにより人気にならず、結果的に騎乗馬が過小評価されて穴になるという感じ。デムーロがマイネル馬を勝たせることでますますヘタさが強調されそうで穴が増えるはず。お尻に火がついてる感もあるので案外買い時かも?

ギベオン 岩田望 → この騎手まだよくわからないんですよね…。重賞で来ないというけど私は割と買っている…が確かにあまり来ない。2021年は重賞で(0-1-0-29)。エンスージアズムのフラワーC2着のみ。父に似た感じでズドンと差して来るレースが鮮やかにハマることもあり、イメージほどヘタではないのですが、イマイチ掴み切れないタイプです。

以上です。

もっといろいろ全部知りたいという方は、騎手の取扱説明書を買って読んでください。内容的に腐るものではないので、まだまだ使えると思います^^

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▼kindle版がかなり便利かもしれませんので併せてご検討ください^^


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