2023/04/30(日)『長距離は騎手』の正体とは…さらに【勝負R&鉄板馬アリ】天皇賞(春)+谷川岳S+鉄板馬(京都2R・12R)+馬場
おはようございます!
今日は春の長丁場の大一番、天皇賞(春)。
久々に淀の長距離戦が戻ってきます。
昔から、
「長距離は騎手」
なんて言いますが、確かに長丁場になると騎手の比重が大きくなります。短距離でも大きいのですが、より顕著に差が出るのは中長距離です。
例えば長距離の名手として知られるのはルメール騎手。天皇賞(春)でもフィエールマンで連覇を達成してますし、そもそも一気に名を挙げたのはハーツクライで挑んだ有馬記念でした。
一方デムーロ騎手は実は長距離があまり得意ではありません。
この2人の3000m以上の重賞レースでの通算成績を比べても顕著です。
芝3000m以上の重賞レースに限ると、デムーロ騎手の通算成績は…
(2-1-1-25)
たった2勝。単勝回収率22%、複勝回収率21%しかありません。ちなみにそのうち1勝は大得意の不良馬場だった菊花賞(キセキに騎乗)でした。
天皇賞(春)でも馬券圏内実績なし。エタリオウでのチグハグな騎乗も印象に残っています。
一方ルメール騎手は…
(8-3-6-11)
なんと8勝。単複回収率もともに100%超。
並べてみるとこの差はすごい。
◆3000m超重賞におけるデム&ルメ成績比較
デム(2-1-1-25)勝率 6.9% 複勝率 13.8% 単勝回収値 22円 複勝回収値 21円
ルメ(8-3-6-11)勝率28.6% 複勝率 60.7% 単勝回収値 112円 複勝回収値 104円
一目瞭然ですね。
まぁ、これだとただの数字遊びなので、大事なことは「なぜなのか?」つまり、理由です。
ひと言でいえば、長距離が上手い騎手は…
ここから先は
3,606字
¥ 650
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?