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「建設・不動産のデジタル化 〜FMBIMの活⽤〜」:その16 【コラム1】 ジニ係数を使った分割方法
【コラム1】 ジニ係数を使った分割方法
決定木は人間の思考に似たプロセスで意思決定をする仕組みに似ている。あそこの部屋の窓は汚れている?「1カ所汚れています。」なら掃除は次の機会にしよう。「5か所汚れています。」なら掃除をしよう、と言う具合に決断する。汚れた窓の数と綺麗な窓の数を分類し、ジニ係数で0に近い集団とそうでない集団に分けて分類する。
決断する順序は次のようになる。
x<a時右と左に分割する。
さらにx<bの時に上と下で分割する。
分割してジニ係数を計算し、不純度の高いグループを再分割する。
この操作を繰り返し行い、純度の高い集団に分割していく。ジニ係数は純度が最大の物を求める。純粋だと1になる。ジニ係数の式は(1)になる。
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(1)式はtと言う条件でiの確率の2乗を1から引いた値だ。実際、実際にジニ係数を計算してみる。 図-1で✕と〇が混在しているとジニ係数は0.5になる。 ②は0.44、③は0.25、④は0になる。
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本書のタイトルを、あえて「建設・不動産のデジタル化〜FMBIMの活⽤〜」としたのは、建設・不動産の発注、所有、管理、経営の第⼀線にたつ多く…
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