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「仕事がつまらない!」という悩みを抱えている方へ

はじめまして、webライターの小野タロウと申します。
今回は初めてのnote記事として、自分が実際に抱えていた「仕事がつまらない!」という悩みと、その解決方法についてまとめました。


仕事の内容にやりがいや興味を持てない理由


・中身よりも条件で仕事を選んだ

仕事を選ぶとき、多くの人は給料や福利厚生、勤務地などの条件を判断材料に入れると思います。

勿論、それらの条件は幸せな働き方をする上で重要ですが、中には「仕事内容にはそこまで興味がないけど、休みが多いからここにしよう」といった仕事の決め方をされた方もいるのではないでしょうか?

私もどちらかといえばそういった選び方をした一人で、当時は「休みが多くて、勤務地も自宅から近い」といった理由で就職を決めてしまいました。

しかし、私はこういった条件で働き続けた結果、仕事自体に興味が持てずに嫌気が刺し、退職してしまいました。

・実際に働いてみた結果、思っていた仕事と違った

仕事を選ぶ段階では興味ややりがいを意識していても、実際の勤務内容は自分が思っていたものとは異なっていたという方もいらっしゃると思います。

この場合は、実際にやりたいことがあったにも拘らず、実際には異なる仕事に就いたことで不満や葛藤を抱えてしまうことも多いのではないでしょうか?

・働いている途中で、やりたいことや興味が変わった

また、最初は興味がある仕事を選んでつもりでも、途中で気が変わってしまうこともありますよね? 全く違う業種に興味が出たり、何かやりたいことが見つかったなどの場合は「このまま働き続けていいのか」といった漠然とした不安や焦燥感を抱えてしまう人もいるでしょう。


やる気をなくしてしまうのはなぜか?

上記のような問題を抱えている方の場合、仕事に対して「内発的動機付け」が欠けているのかもしれません。

内発的動機付けとは、内的報酬によって引き起こされる行動を示す心理学の用語で、簡単に言えば「活動自体が面白いからやる気が出る」という状態のことです。 

反対の概念が「外発的動機づけ」で、外的報酬、例えば給料や休日、周囲からの評価などが欲しくて頑張ることを指します。

上記の3つの例に当てはまる方は、仕事の内容と自分の興味が合わなかったり、ずれてしまった結果仕事に対してやる気が出なくなったのではないでしょうか?

 心理学的にも、「やりたい」という意欲が行動の動機となる内発的動機付けと比べて、外発的動機付けはモチベーションが低下しやすい傾向にあります。

こういった理由から、能力を発揮して社会貢献したり、好きなことを仕事にする場合と比べ、見返りのために働く人はやる気が続きにくいというわけです。

仕事へのモチベーションがなく、仕事がつらいと悩んでいるなら・・

では、どのようにすれば現状を変え、自分の仕事に内発的動機付けを与えられるのでしょうか?ここで3つの解決策についてみていきたいと思います。

・自分が興味を持てる環境へと身を移す。

部署移動や転職などによって、面白そうな仕事ができる環境へと移ってしまうというのが最もわかりやすい解決策でしょう。新たな環境で再スタートすることで気分を入れ替えられ、新鮮な気持ちで好きな仕事に取り組むことができます。

しかし、成功すれば新鮮な環境で面白い仕事に取り組める一方で、そもそも希望する部署が人を集めていなかったり、転職したい会社が異業種の場合は実行が難しいでしょう。

また、うまくいった場合でも「結局移動先も自分の思っていた場所ではなかった」となれば、全く意味がないどころか時間と労力をかけた分マイナスとさえいえるでしょう。

そのため、わかりやすく効果的ではあるものの、少しハードルが高い方法といえます。

・どのようにすれば昇給や昇格が達成できるのか考える。

お金や地位のために頑張るというのは、先ほど説明した内発的動機付けの話と矛盾しているように聞こえますが、ここでのポイントは「目標達成を目指す」ということです。

仕事自体はつまらなくても、例えば「今日は○○分以内にこの作業を終わらせる」、「今月は○○件契約を取る」など、日々の業務をゲームとしてとらえ、そうした小さな目標を達成していくことで昇給や昇格といった大きなゴールを目指すというように、徹底的に仕事をゲーム化することでモチベーションが上がることもあります。

この手法はゲーミフィケーションと呼ばれ、企業が取り入れている場合もある有効な方法ですが、「仕事の内容自体がつまらないから何をしても意味がない」と感じてしまう場合や、結局達成できず、ゲームが曖昧になってしまったり、続かなくなってしまう場合もあるため、万能とは言えません。

・それ以外の選択肢も・・・

これらの方法が合わない場合、フリーランスを目指すというのも一つの手段かもしれません。

フリーランスであれば仕事の内容自体をある程度自分で決められますし、努力して、うまく行った分だけ直接受け取る報酬が増えたり、名前が売れることでより大きな仕事ができるといったフィードバックがあります。

内発的動機付けは自律性や自己実現性とも深く関連しているため、企業に依存せず、柔軟に自分の理想を目指せるという点からもフリーランスはおすすめできます。

反面、うまく行かなかった場合は報酬が減ったり、信用をなくしてクライアントを失ってしまうといったようなリスクも自分で背負わなければいけないのがフリーランスです。

経済的、心理的な余裕がある程度あり、強い意志がある方にとってはこの方法が最も適しているのではないでしょうか。

仕事がつまらないなら・・・

仕事のやる気が出ない場合、まずは自己分析から始めてみることをお勧めします。

今の仕事に就いたきっかけや、自分が好きなこと、興味があることを徹底的に洗い出し、メモに書くなどして言語化することで現状の何に不満があるのか自ずと見えてくると思います。

その上で、どうすれば内発的動機付けを得られるかを、記事の中で取り上げた例などを参考に、考えてみてください。

私はフリーランスという選択をしましたが、状況や性格などで正解は変わってくるものです。後悔しないように時間をかけて考え、少しでも理想の働き方に近づけることを願っております。









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