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なぜアメリカのタンブラーは巨大なのか

アメリカって何でも日本のサイズよりも大きいイメージを持っていましたが、現地ではやっぱり一回りも二回りも大きいのが実情です。(笑)

その中でも一番不思議だったのが、飲み物を入れるタンブラー!私と体形が似ているアジア系アメリカの人も、サムネイルのような巨大なタンブラーを持ち歩いていて、水分の摂取量が違うのか??と疑問でした。

特に最近は、スタンレーというブランドが若者を中心に大流行中。

デザインやカラーがかわいい、長期間保温・保冷機能がある、みんな持っているというのが理由らしく、特に女性インフルエンサーたちがこぞってSNSで紹介したのも大きく影響しているそうです。

2019年には販売中止予定だったのが売上が復活し、2020年から2021年の間に275%も売上が増加し、さらにここ最近もその勢いは衰えていません。

ちなみに、本当に誰もかれもが持っているので、Saturday Night Liveのコメディ動画まで作成されています😄


さて、なぜこんなに大きいタンブラーをみんなが持ち歩いているのかという疑問について、アメリカに来て初めて見えてきた理由がいくつかあります。

①きれいな水が手に入る場所が少ない

アメリカでは日本のように、あちこちに自動販売機はありません。というかほとんど見かけません。コンビニには水が売っていますが、ガソリンスタンドとの併設であることが多いので、わざわざそこまで周り道して水を買いに行くのは、日本でさっと近所のコンビニで飲料を買う感覚とはちょっと違う気がします。

一応、公共施設には飲み水台があったりしますが、ウェっこの味で飲料用ですか?と思うような水質だったり、壊れていたりして飲めないということも多々あります。

オフィスや学校にいけばそういう飲み水台にアクセスできると思いますが、イマイチなものを飲むよりは、家から好きな飲み物を持って行った方が安心だし楽なようです。

②車の中にいる時間が長い。

アメリカは車社会なので、大人であればほぼ一人一台は自分の車を持っています。通勤もよっぽど都市部で公共交通機関が発達している場所でない限りは、基本的には車通勤です。お子さんがいる場合は子供の送り迎えの手段も全て車になります。

さらに、ショッピングや習い事に行くときも車なので、アメリカ人は車の中で過ごす時間がとても長いです。ちょっとした小旅行に行くときも、車で4~6時間は「全然楽勝」という感覚…

上述の通り、いたるところに自動販売機は無い & 行き先によっては水が手に入らないため、家を出る際に帰宅するまでに飲む飲料をタンブラーに入れておく人が多いです。

③空気がめちゃくちゃ乾燥している

これは特にカリフォルニアだからかもしれませんが、日本とくらべてめっちくちゃ乾燥しています。気温は実は大阪や東京とあまり変わらなくて過ごしやすいのですが、気温に騙されること無かれ、湿度がめっちゃ低いです。

もちろん夏が一番乾燥しますが、冬場でも結構乾燥していて、そこに存在しているだけで身体の水分が奪われていくという感覚です。

なので、私も日本にいるときの2~3倍は水を飲んでいるのではないかと思います。水を飲まないと本当に喉が渇くんです。。ああ、だからみんな大きなタンブラーを持ち歩いて水分補給をしているのかと今なら納得できました。


上記の理由のうち、突出して一つが理由になっているというよりは、これらの理由全てが影響しあっているのかなと思います。

かくいう私も、今や1リットルの水筒は手放せません!(アウトドア用品店REIのセールで買った安物です。スタンレーのタンブラーは可愛いですが小さい我が家には置き場所が無い😂)では今日はここら辺で。今回はゆるっとエッセイでした🙋 


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