4月

僕は、厨二病だと思う。

いや、もしかしたら生まれた時から厨二病だったのかもしれない。

20歳になった今でも、自分には他人とは違う何か特別なモノがあると思っている。

そんな僕は4月という月がとても嫌いだ。

ご存知のように4月は進学や就職など、環境が変わる時期でもある。

もちろん僕にも環境の変化は多少なりともある。

けど、この変化が4月を嫌いになった理由ではない。

僕が4月を嫌いな理由は、「自分自身の弱さと向き合わなくてはならない」ことだ。

4月になると、昨年度に

やり残したことや、成長したことを振り返る場面が増える。

僕は、このような場面でいつも「あれ、やり残したことしかないやん」や「あれ、ぜんぜん成長してないやん」と思う。

自分自身を特別だと思っている僕にとってこのことは、それはもう絶望でしかない。

人間として停滞しているから。

僕自身が普通の人間、いや、劣った人間だってわかっちゃうから。

僕は、自分が特別だと思い込み、現実逃避をすることで生きていけているのだと思う。

100%の僕では生きていけないから。

僕は弱い。

好きなモノを好きと言えず

イヤなことをイヤと言えない

愛想笑いでその場を誤魔化し

自分が攻撃されなければいい

そんな僕の弱さ。

僕は4月が嫌いだ。

僕自身の弱さに気づいてしまうから。



初めてのちゃんとした投稿なので、いろいろと足りない部分や間違いはあると思いますが、よろしくお願いします。

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