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おすすめのフィラメントボックス

フィラメントボックスを使うと湿気を防ぎつつ簡単に色や素材を入れ替えることができるようになります。
お気に入りのフィラメントボックスに必要なものや作り方について書きました。購入するものは最後にまとめてURLを載せています。


Kazmarさん(@kazmar19)作のモデルを主に使用しています。

また、A1 mini向けにカットした大きいパーツををこちらにアップロードしました。

3Dプリント製の本体

ファイルは一つずつアップロードされているので画像の個数をプリントします。
底面用のパーツ(Dry_IK_02_Bottom.stl)はひっかける爪になっていてPETGのフィラメントで印刷したほうが長持ちします。

3Dプリント品、ベアリング、湿度計

ベアリングを4つと湿度計を使います。同じ作者さんがプリントできるベアリングをアップロードされています。

608サイズのベアリングは3Dプリント品によく使われるため私はAli Expressの安い品をストックしています。

円形の湿度計が使えるようなパーツを作りました。持っている人は良かったら使ってください。
https://makerworld.com/en/models/912113

組み立てはとても簡単で専用の工具まで付いています。

イノマタ化学 乾物ストッカー 6.0とシリカゲル入れ

1キロのフィラメントがぴったり入る乾物ストッカーを使用します。

ストッカー、シリカゲル、シリカゲル入れ

シリカゲル入れはこちらのモデルのものを使っています。A1 miniの印刷に特化しているフィラメントボックスでデザインがかっこいいです。

https://makerworld.com/en/models/645035

付属のシリカゲルは量が少なく、既に吸湿している可能性もあるため新しいものを使いました。

余ったシリカゲルは瓶に入れて保存して再利用しています。

フィラメント取り出し口

フィラメントボックスに入れたまま3Dプリンターで使うための出口を作ります。

3Dプリント品、PTFEフィッティング、ねじ類、PTFEチューブ、ゴムシート

フィラメントが通るPTFEチューブをケースに固定する器具(フィッティング)にはM6とM10の2種類がよく使われます。紹介する以外にもさまざまなものがアップロードされているので好きなタイプを使ってください。M3ねじで止めるのが一般的なようです。

工具としてドライバーと3.5mmのドリルを使います。

ストッカーとの間にゴムシートを挟むことにしてみました。

切る時に使える型紙はこちらです。

フィッティングを取り付けたい場所にドリルで穴をあけます。

2箇所に口を付けることでフィラメントの端を収納できるようになります。

完成

ストッカーの底に本体の爪をひっかけて、シリカゲル入れを設置すれば完成です。

その他

P1S ComboではBambu Labのアダプターを使うとAMSのPTFEチューブを抜かずに外部のスプールを使うことができます。

外部スプールを使う場合は事前にフィラメントのロードを行い、印刷時に"AMSを有効"のチェックを外します。

Deviceタブ
印刷前のプロンプト

A1 miniと接続するときはPTFEチューブコネクタを使うと本体の小さいフィッティングを毎回押さなくて済みます。

どちらもMaker Worldに同等品が多数アップロードされているので余ったPTFEフィッティングを使って印刷してもいいと思います。

スプールのシリカゲル入れはこれを使っています。10mm磁石が必要です。https://makerworld.com/en/models/856539

PTFEチューブに引っ掛けているのはPTFEフィッティングの蓋です。便利だと思うので良かったら試してみてください。
https://makerworld.com/en/models/779136

沢山作って並べると楽しいよ。


購入先、DL先まとめ

100円ショップやホームセンターの方が安いことがあります。


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