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MidJourney V6.1アップデート:画質の飛躍的向上

先日、MidJourneyが最新バージョンV6.1をリリースしたと発表がありました。今回のアップデートでは、画像の品質が大幅に向上したとのことなので、実際に生成してみて比較しました!


アップデート情報の内容

アップデート情報(和訳)


ミッドジャーニー・イメージモデルのV6.1**を本日リリースします。

**V6.1の新機能は?

  • よりまとまりのある画像(腕、足、手、体、植物、動物など)

  • より良いイメージクオリティ(ピクセルアーティファクトの低減、テクスチャの強化、スキン、8bitレトロなど)

  • より正確で、詳細で、正しい小さな画像の特徴(目、小さな顔、遠くにある手など)

  • 画像/テクスチャ品質が大幅に向上した新しいアップスケーラー

  • 標準的なイメージジョブを約25%高速化

  • テキスト精度の向上(プロンプトの「引用」を使って単語を描く場合)

  • ニュアンス、驚き、精度が向上した新しいパーソナライゼーションモデル

  • パーソナライゼーションコードのバージョン管理(古いジョブのパーソナライゼーションコードを使用すると、そのジョブのパーソナライゼーションモデルとデータが使用されます)

  • 新しい``--q 2``モードは、画像の一貫性を低下させる代償として、より多くのテクスチャを追加するのに25%時間がかかります。

  • 全体的に「より美しく」見えるようになりました。

 **その他の重要な注意事項 **

- 現在のところ、V6.1には新しいインペイント・アウトペイントモデルがないので、ズーム/リフレーム/リペイント/領域変更を使用すると、V6.0のモデルに戻ってしまいます。

- V6に戻したい場合は、/settingsにアクセスしてV6をクリックするか、ジョブの後に-v 6と入力してください(またはウェブサイトの設定パネルをクリックしてください)。

**今後の予定:***
来月あたり、さらなる改良を加えたV6.2モデルをリリースする予定ですが、まずはV6.1を使用している人たちのデータをできるだけ多く集める必要があります。そのため、今日からV6.1をリリースするだけでなく、Midjourneyの全ユーザーのデフォルトモデルにします。


ここから具体的に改善ポイントを解説していきます!

①腕や手、身体部分が自然に見えるように改善

腕や足、手、体、植物、動物がより自然にまとまり、一貫性のある画像生成が可能になったとあります。
リアリティさが増したということでしょうか。
そこで、以下のプロンプトで試してみました。

A high-resolution photo of a Japanese male and female model standing back to back, both making a peace sign. The image is detailed and clear, capturing their stylish outfits and confident expressions. The background features a wood-themed set studio, adding a warm and natural ambiance to the scene. The composition highlights the symmetry and connection between the two, showcasing their poses in high quality. 4k --ar 3:2 
結果は下2つです。

--v 6.0
--v 6.1

感覚としては顎のラインや、肌部分の影からツヤ感など顔がくっきり浮かび上がっているように見えます。

②ピクセルアーティファクトの削減

ピクセルアーティファクトが削減されたとあります。
これは、画像を拡大した際に現れる不自然なシミのようなものを指し、これが減少したようです。
つまりは高画質になったということでしょう。

ピクセルアーティファクトとは


③画像生成スピードの向上

標準画像生成のスピードが25%向上しましたとあります。これは個人的には気持ち早くなったかなあという感覚です。

これからのこともあり秒数を測ってみましたが私はfastモードで29秒でした。


④テキスト生成精度の向上

以下は"Wood"で画像生成をした比較になります。

--v 6.0
--v 6.1

--v 6.1で生成した3枚目に関しては服に違和感なく文字がプリントされているので良くなっていると感じました!


⑤--q 2モードによる雰囲気変更

--q 2に関しては以前からあったようですが今回のアップデートで
さらに25%多くの時間はかかりますが普通に作るよりも一貫性を無くしたい際に追加すると
以前と違った雰囲気の画像生成が可能になるようです。

--q 2 --v 6.1で生成した画像

確かに雰囲気が少し変わりましたね!

⑥パーソナライゼーションコードのバージョン管理

過去のパーソナライゼーションコードを保持し、いつでも過去の設定を再利用できるようになったそうです。
パーソナライゼーションコードとは--p の右にある英語7字のコードになります。


今回の紹介はこんなところで、来月にもアップデートがあると告知しているのでさらにキレイな画像生成ができることを楽しみに待ちましょう!

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