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ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年8月30日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

8月30日の今日、ゴールドコーストはゴールドコーストデーといういわゆる収穫祭によりお休み。
隣の街、ブリスベンは普通にお仕事、州境挟んだ向かい側の街もいつも通り平日。
そんなふうに休みがバラバラだから、ブリスベンに住んでゴールドコーストに通う人はお休みだし、ゴールドコーストに住んでいてもブリスベンやNSW州で働いている人は仕事に出かける。
「子どもたちが学校休みだから休みます」なんてことは勤めている頃、職場ではよくあることだった。
独立してからは家で仕事、24時間365日仕事みたいなものだから、平日休みがありがたかったり、週末が長いと嬉しいなんてことも減った。
それでも街中が賑やかでワクワクした雰囲気が溢れているとこちらまでなんだか楽しくなってくる。そういう空気感がもちろん好きで、道ゆく人の笑顔がいつもよりちょっと多いとなんだか良い日になると思える。

【金融ニュース】

アジアの株価は、エヌビディア・コーポレーションの圧倒的な業績がハイテク・セクターの先行きに水を差したことから、米国の株価に追随して下落した。

韓国のコスピ指数は、チップメーカーのサムスン電子とSKハイニックスが低迷し、1%以上下落した。日本株も下げて始まった。エヌビディアは、ウォール街の一部を失望させた売上予測を受け、市場取引後の株価が8%以上下落した。

この見通しは、エヌビディアを世界で2番目に価値のある企業に変えたAI熱狂を冷ます恐れがあった。このチップメーカーは、AIソフトウェアを処理するためにデータセンターをアップグレードする競争の主要な受益者であり、同社の売上高予測はその支出ブームのバロメーターとなっている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■中国のオフィス空室がヒルトンの拡張計画を加速させる

・ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスとそのフランチャイズ・パートナーは、国内旅行ブームの中、空きビルや使われていないオフィスビルをホテルに変えるという、中国の不動産危機における光明を見出した。

最近、中華圏で700軒目のホテルをオープンした同グループは、住宅市場のメルトダウンで多くの投資家がアジア最大の経済大国から離れたにもかかわらず、中国本土で勢いよく拡大している。コンラッド、ウォルドーフ・アストリア、ダブルツリーなどのブランドを所有するヒルトンは、今後数年間で約100軒のホテルをネットワークに加えることを目標としており、900軒近いパイプラインがあると、アジア太平洋開発担当上級副社長のクラレンス・タン氏はインタビューで語った。

■英国の消費者はいかにして貯蓄家に転身したか?

昨日、金利上昇が経済に壊滅的、あるいは顕著な悪影響を与えなかった理由のひとつは、2008年以降、家計(および企業)がレバレッジを削減していたからだと指摘した。事実上、金利が0%かそれに近かったにもかかわらず、家計(および企業)は信用が逼迫しているかのように行動したのだ。

2008年以降、英国の実質賃金上昇率は2014年後半まで一貫してマイナスだった。その後、2017年を通して再びマイナスに転じ、2022年中にも再びマイナスに転じた。2023年半ばには回復し、現在は一貫性に近い状態に戻りつつあるようだが、賃金が生活費に追いついていないと感じれば、人々が慎重になるのは明らかだ。

良いニュースは、貯蓄の実質リターンと実質賃金の伸びである。これはまた、消費者信頼感の上昇(緩やかではあるが)にもつながっている。

■オージー・ホームが躍進: レースをリードする意外な国

・オーストラリアの不動産物件は先月、遠方からの閲覧数が増加したが、これは大統領選を目前に控えた米国の不動産検索者が海外からの関心を高めたためである。

realestate.com.auでの7月の購入物件検索数は、前月比9%増、前年同月比3%増となり、過去5年間の同時期を上回った。

米国では、ここ数ヶ月で他のどの国よりも検索数が増加しており、これは現在行われている大統領選の白熱が原因と思われる。

【最後に】

オーストラリア人気も8年後に答え合わせだなんて昨日の記事で書いて、一夜明けたらこのニュース。
オーストラリア不動産の検索、アクセスが海外で増えているという。
特に大統領選を控えているアメリカ。
選挙の行方によっては引っ越しも厭わないという人が増えているのだろう。
「これ以上住みづらくなるなら他の場所で住む。」という選択肢がとれる人。
インドネシア(バリ)やマレーシア、シンガポールもいいけれど、もうちょっと違うところで、とこれまで移住を考えてこなかった慎重派な人たちが候補に上げるにはちょうどいいのかもしれない。
英語圏で、法整備もしっかりされているし、自然と街との調和もいい、人口も増えている。気候もいい、教育システムは・・・・。

いずれにせよ、こうして選択肢をあげて、その中から選ぶことができるというのは豊かな人生だなと改めて感じる。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
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