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10分でわかる海外ニュース 2024年3月25日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

コーチングという一つの対話の方法を使って多くの方の相談、課題解決に携わってきた。
企業の課題、家庭の問題、さまざまなお話を聞かせていただいて改めてコミュニケーションの大切さを感じる。
1人でも多くの人にコーチングというものに触れてもらうことで少しでも豊かな人生を送れる人が増えたら嬉しい。
ところがコーチングというと難解な専門用語だらけのテキストブックと動画を渡されて100万円もする高額な講座、学校が無数にあって倦厭されてしまう。
なんとか変えたい、そう思って始めたコーチングクラスも来月4期を迎える。今期からは超少人数制でみっちりガッツリと使い倒せるようになるための講座が始まる。
海外に住んでいて直接お会いしたりするのが難しいからこそこういった発信で繋がってくださった半径数メートルの小さな輪をつなぐことでした広がりは作れない。だからこそこのつながりを大切にしたいし、飛び込んでくださった方には間違いないものを届ける。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ6月にも利下げに踏み切るとの観測が広がる中、株高は金曜日に勢いを失い、市場は2024年以来最高の週を記録した。
米国株は、S&P500種指数を今年約10%上昇させた記録的な上昇の後、揺らいだ。S&P500種株価指数は、ほぼ広範囲にわたって週足で2%以上上昇した。市場の底堅さは、ストラテジストたちを目標値の更新に奔走させ、統合や引き戻しを求める声に拍車をかけた。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■生活費が貯蓄を圧迫するZ世代のための家計管理のヒント

・Z世代は貯蓄に苦労している。

生活費の高騰に加え、初任給の低さや学生時代の借金が重なり、多くの人が予算を立てるのが難しくなっている。そのため、家の購入や老後のための貯蓄など、経済的に重要な節目を遅らせる可能性がある。そして、若者たちがより長く母親や父親の銀行に頼ったり、経済的な絶望を癒すために「破滅的な支出」をしたりすることがますます増えている。

■日本株ブーム、輸出企業だけでなく幅広い支持を得る

・2007年以来の利上げも、日本株の記録的な急騰を鈍らせることはなかった。

デフレ脱却の兆しが投資家を日本経済成長への期待に駆り立て、円安がトヨタ自動車やキヤノンのような輸出企業を後押ししている。モルガン・スタンレーは強気シナリオとして、TOPIXの目標値を3,100まで維持した。

通常であれば、中央銀行による金利引き上げは借入コストを押し上げる傾向にあるため、ほとんどの株式に打撃を与えるはずだ。しかし、アジアで2番目に大きな経済大国である日本銀行は、インフレの再来を受け、世界最後のマイナス金利体制を含む急進的な金融緩和策を断念した。日経平均株価が4万円を超えて史上最高値を更新したことで、日本の個人投資家はさらなる上昇に賭けている。

■平均的な人の預金額 オーストラリア人の預金残高が明らかに

・オーストラリア人の多くは、交通違反の罰金や救急車の料金、その他の緊急出費を支払うのに十分なお金を用意するのに苦労しているようだ。

比較団体ファインダーの調査によると、毎月の調査でオーストラリア人のほぼ半数が銀行口座に1000ドル以下の残高しかないことがわかった。

平均的なオーストラリア人の預金残高は36,095ドルだったが、これは預金残高の多い人が実際にいくら持っているかを隠している。

手元に1,000ドル以上ある人の平均預金残高は65,078ドルだった。

【最後に】

1オーストラリアドルが100円を超えた。
一時的なものだったとしても在豪日本人の間では話題になった。
持っている豪ドルを日本円に替えておいて帰国のタイミングで使えばいい。そうじゃなければ円が上がった時のタイミングで戻せばいいだけの話。
普段使わない通貨でそれをやろうとすると実感が湧かないしなかなかに難しいだろうけど、こちらに住んで日々円とドルを意識する生活をしていると勝手に身についている。
もちろん、スーパーに行って何かを買うときにわざわざ円換算をして買ったりなんかしてないけど、日本と行き来をしていると日本の物価の上がらないこと賃金の上がらないこととオーストラリアのギャップが広がっていくことに首を傾げたくなる。

そんな日本もようやく重い腰を上げた。
「寝ていた虎が目覚めた」そんな風に祖国が復活したら嬉しい。

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