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10分でわかる海外ニュース 2023年9月26日


オーストラリア在住20年目のタローがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム

【本日の独り言】


みなさまおはようございます。
母が日本に帰った。息子が起きてから母の使っていた部屋に行くとそこにあったのはあったはずのおばあちゃんの姿はなく。部屋の前に佇み、しばらく呆然としていた。後ろから息子に声をかけると、振り向いたその顔にあったのは大きくへの字に曲がった口。
2週間の滞在ですっかりおばあちゃんが大好きになったもうすぐ2歳の息子。いなくなったと思えば行き先は母の部屋。言葉にならないオリジナル言語で必死に何かを訴えキャッキャと声を立てて笑っていた。

足が悪かったりして最近は特に弱気な母jは「来年は来れないかもしれない」そんなことを言っていた母が「また来年」見送る際にはそう言ってきた。
母を心配していた姉たちにそれを伝えると安心してくれた。
とにかく元気でいてほしい。孫の力は偉大だ。言葉じゃない方法でも伝えてくれた。たった2週間だけれど一緒に過ごせて本当によかった。

【金融ニュース】

中央銀行がインフレ抑制のために金利を上昇させ続けるとの思惑から、国債は低迷し、米国株式先物の序盤の上昇分を帳消しにした。ドル相場は、投資家が安全な通貨を求め、3月以来の高値をつけた。

S&P500種株価指数とハイテク株比率の高いナスダック100種株価指数の先限は、3月以来最悪となったウォール街の週間暴落を受けてトレーダーがデスクに戻り、下落した。米国債利回りは4.5%と2007年の最高値を更新し、ドイツ指標は2.80%と2011年以来の高水準に6ベーシスポイント上昇した。中国の不動産問題が天然資源の見通しを圧迫し、鉱業株がストックス・ヨーロッパ600の足を引っ張った。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■2023年、日本の不動産投資トップはシンガポールに、との報告書

・ナイト・フランクLLPによると、円安と物流・ホスピタリティ業界の需要増に誘われ、シンガポールは今年、日本の不動産セクターへの最大の投資国となった。

今月発表された報告書によると、2023年現在、シンガポールからの資金流入は、米国、カナダ、アラブ首長国連邦からの投資家に続き、総額約30億ドルに達した。

シンガポールの政府系ファンド GIC Pte が、Blackstone Inc.から日本の倉庫6棟を8億ドルで購入したことが大きく貢献したと、Knight Frank のアジア太平洋地域調査責任者 Christine Li は報告書の中で述べています。

■タイ、ビザ免除開始で中国人観光客を花輪で歓迎

・タイは一時的なビザ免除プログラムによる中国人観光客の受け入れを開始した。

バンコクのスワンナプーム空港では、スレッタ・タビシン首相とスダワン・ワンスパキイコソル観光大臣が上海から到着した300人以上の観光客を出迎えた。旅行者たちは伝統的な衣装を着た踊り子や太鼓の演奏に迎えられ、花輪やタイのお土産を手渡された。

今月初めに政権に就いたスレッタ政権は、忙しいホリデーシーズンに多くの旅行者を誘致する方法として、中国とカザフの旅行者に対する5ヶ月間のビザ免除を許可した。両国からの旅行者は2月29日までビザなしでタイに入国でき、一度に最大30日間滞在できる。

■市場楽観論がより多くの住宅所有者を売却に向かわせる

・調査対象となった不動産所有者の間では、市場に対するセンチメントは過去数年間、特に売却の条件に関しては劇的な変動を示している。

センチメントのピークは2021年10月で、50%の不動産所有者が売り時だと判断した。

しかし、その後1年半の間にセンチメントは徐々に低下し、昨年半ばには準備銀行の積極的な利上げサイクルの開始とともに大幅に低下した。

売りに出される物件数のこの増加は、この間に見られたセンチメントの回復と一致している。3月から7月までの間に、今が売り時だと考える不動産所有者の割合は、19%から24%へと統計的に有意に上昇した。

【最後に】

「たられば」を言い出したらキリがない。
2019年−2021年の底(金利も低かった)で買って、今売っている物件を見かけて猛烈に感心している。
ここクィーンズランド州は1年以上住むと「自宅」としてみなされキャピタルゲイン税がかからない。つまり丸っと収入なのだ。
それこそ、ステイホームの間に安く買った古い家をせっせと直して売る。
いや、直すことなどしなくてもしっかり上がっているからそんな必要はないけれど、直している物件の価格が「エグい」。
かつてこんなに理に適ったスキームがあっただろうか。
あの時買っていたら。買っていれば・・・。
臍を噬む思いでマーケットを見ている人は多いだろう。

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