毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年8月22日
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
否定され続けると「諦めてしまう」「嫌になる」
どれだけ優秀な人でも、変わらないものには期待をしなくなってしまう。
本当に変わらないのだろうか?
目の前にある”それ”は変えられなくても別に変えられることはあるのではないか。
まずは自分の視点、視座を”変える”ことから始まる。
【金融ニュース】
月曜の米株式先物は上昇し、ウォール街の株価は小幅に持ち直した。債券は全般的に軟調だった。
S&P500とナスダック100の先物は上昇し、3週間の下落幅を縮小することになった。パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティ企業の売上高見通しが予想を上回ったため、市場前の取引で上昇した。欧州株は、エネルギー価格の上昇でトタル・エナジーズSAやシェルPlcなどの石油生産会社が買われ、6週間ぶりの安値から反発した。
国債利回りは上昇を再開し、カーブ全体で上昇した。10年物国債利回りは2007年11月以来の高水準に上昇し、30年物国債利回りは2011年の高水準に近づいた。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■中国、北京を「中傷」した日米韓を非難
・中国は、ジョー・バイデン大統領が韓国と日本の首脳と行った3カ国首脳会談を、世界第2位の経済大国である中国と、アジアの隣国2カ国との間に「不和の種をまこうとする意図的な試み」だと非難した。
中国外務省の王文斌報道官は、金曜日にキャンプ・デービッド大統領官邸で会談した両首脳は、北京が自国と呼ぶ台湾を含むさまざまな問題について「中国を中傷し、攻撃した」と述べた。
「現在、アジア太平洋には2つの流れがある。「ひとつは、より大きな連帯、協力、経済統合への努力だ。「もうひとつは、分裂と対立を引き起こし、冷戦のメンタリティーを復活させようとするものだ。
■シンガポール、50歳以上を対象に70億ドルの退職金プランを発表
・シンガポールのリー・シェンロン首相は、生活費が上昇する中、老後の貯蓄を増やすため、50歳以上の国民に70億シンガポールドル(52億ドル)の年金基金の上乗せを行うと発表した。
いわゆるMajulah Packageは、50代から60代前半の "若い高齢者"、特に低所得で財産が少ない人々を支援すると、リー首相は日曜日のNational Day Rallyのスピーチで述べた。約140万人のシンガポール人が支援の対象となる、とリー氏は付け加えた。
このパッケージには3つの要素がある:
アーン&セーブ・ボーナス
低・中所得労働者は年間最高1,000シンガポールドルの中央積立基金ボーナスを受け取る。
退職貯蓄ボーナス
市民は、基本退職金額に達していない場合、1,500シンガポールドルまでのCPFの上乗せを1回だけ受けることができる。
メディセーブ・ボーナス
対象者は医療費と保険料として1,000シンガポールドルの一時金が支給される。
政府はまた、シルバー・サポート、ワークフェア所得補助、マッチド退職貯蓄制度といった既存の制度の強化も検討しているとリー氏は述べた。詳細は来年発表される。
■大家の売却先とその理由
・金利上昇、地価税引き上げ、そして大きな値上がり益を得る機会により、オーストラリア全土で不動産市場からの家主の退出が急増している。
ビクトリア州は7月に販売された投資用不動産のシェアが最も高く、最新のプロップトラックの数字によると、販売の30.1%が購入後に賃貸用として掲載された物件であった。
これは2022年7月の24.7%、パンデミック前の2019年7月の16.9%から上昇している。
ニューサウスウェールズ州が28%で続き、これもビクトリア州同様、2018年後半以降で投資用住宅販売のシェアが最も高い州であった。
第3位はクイーンズランド州で、7月の販売の27.15%が賃貸物件だった。
【最後に】
50歳以上をリタイアさせることを検討し始めたシンガポール。
移民政策を取りつつ、国民への利益、国を立て直すための取り組みに前のめりに取り組む政治のように見える。
北海道や九州など広大な土地を外国資本に変われ、風光明媚な土地、資源を台無しにされている日本政府は果たして国民や国の利益、繁栄に目を向けられているのだろうか。
それではみなさん素敵な1日をお過ごしください。