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ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年8月16日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

「走る姿がみっともない。」
小学生の頃、級友に言われた。
ホラー映画に出てくるゾンビのような走り方をして「お前の走り方だ」とからかわれたりした。
当時は特に細く、ヒョロヒョロで筋肉も何もなく、ふにゃふにゃ走っていたのだろうと自己分析してみるがそれでも「みっともない」は小学生が級友にかける言葉としてはなかなかに辛辣だ。
まず短距離走が遅い。学年で下から3番に入るほど遅かった。
長距離走は気合と根性でどうにかなるから頑張った。それでも真ん中ぐらいだろう。

運動会の練習で走り方がみっともないとクラスの子に言われてから40も過ぎた今になってもまだ苦手だ。
そんなみっともない走り方をする少年が40も半ばに差し掛かろうとする今になって朝走っている。
理由は2つある。
一つには苦手を克服して自分の基準値を上げるため。
二つ目は、体力をつけたい。

できないこと、やれないこと、苦手なことに言い訳をしてやらないより取り組んでみる。そうやってこれまでやってきた。
ずっと、奥底に追いやってきた「走る」ということをちょっと取り出してやってみることにした。
これまでも何度か挑戦したことはあったけど、その挑戦の数だけ心が折れてきた。
今回こそは。
まずは目標として月50km、年末まで継続する。
街でふにゃふにゃ走っている人がいたらどうかそっと見守ってほしい。
本人はいたって真剣だから。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
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【金融ニュース】

世界3大経済大国が相次いで発表した経済指標を好感し、ウォール街の上昇に続いて日本と中国の株式も上昇した。

日本のTOPIX指数と中国のCSI300ベンチマークは、欧米株式先物とともに上昇し、後者は水曜日の上昇分を上乗せした。この動きは、先週の世界的な株安を受け、少なくとも一時的にセンチメントが改善したことを示している。

日本では、第2四半期の経済成長率がアナリスト予想を上回った。一方、中国では住宅価格の下落が鈍化し、小売売上高が予想を上回るなど、安定化の兆しが見られた。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■日本経済、消費主導の回復で日銀に追い風

・日本経済は、個人消費の増加を背景に第2四半期に成長へと転じた。これは、中央銀行が長年求めてきた、所得の増加と支出の増加を結びつける好循環が現れ始めたことを示すものである。

内閣府が木曜日に発表した6月までの3ヵ月間の国内総生産は、年率換算で前期比3.1%のペースで拡大した。コンセンサス予想の2.3%を上回ったこの数値は、第1四半期の経済が2.3%の修正値で縮小した後のものである。

■シンガポール住宅販売、デベロッパーの供給増で7月に回復

シンガポールの7月の新築住宅販売戸数は3月以来の高水準に達し、過去最悪の上半期から回復した。

都市再開発庁が木曜日に発表した数字によると、同国のデベロッパーは先月、6月の228戸の倍以上となる571戸を販売した。それでも、昨年同時期の販売戸数の約40%に過ぎない。

7月は通常、6月の数ヶ月に及ぶ学校休暇の後、季節的に販売が増加する。また、郊外の新しいプロジェクトが2件発売されたことも寄与した。地元デベロッパーは、金利が低下すると予想し、下半期にはセンチメントが回復すると期待している。

■コロナ禍以来最速の賃料下落率

・オーストラリアの賃貸市場は、長年の住宅不足と価格高騰からようやく好転しつつある。

新たな統計によると、首都圏の募集賃料はコロナ発生以来最大の月間下落率を記録し、シドニーが5大都市で下落率トップとなった。

首都圏の全住居タイプにおける7月の平均家賃下落率は0.5%だったが、グレーター・シドニーの下落率は2倍の1%だった。

SQMリサーチのデータによると、シドニーの住宅賃料はさらに大きく下落し、平均1.4%下落、ユニット賃料は0.6%下落した。

これは、賃貸住宅が増加したことと重なり、シドニーの都心部と東部郊外では特に賃貸物件が大幅に増加した。

典型的なシドニーの賃貸住宅は現在、週当たり約803ドルである。

ホバートでは1.6%の下落となっている。

【最後に】

我が家の賃貸物件に空きが出そうだ。
7年住んでくれていたテナントさんが退去の報告をしてきた。
いわく、「ワーキングホリデーの子たちがゴールドコーストから引き上げている。」もちろん、ただの個人的な感想なので本当かどうかはわからない。
体感で、人が少ない、元気がないというのはわからなくはない。
特に飲食店に以前のような活気がない感じがするのは事実。

さて、そんな賃貸物件。
早速次のテナントさんが決まりそう。
退去の報告があったその日のうちに候補の人が手を挙げてくれ、なんと脅威の空室率0%を保つことができそうだ。
かれこれ10年持っているこの物件だけれど、かなり成績がいい。

シドニーは中国資本が買い漁った時も、それ以前にリーマンショックがあった時もそうだったけど、上がる分下がる。
当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれないが、いわゆる不動産の値動きというよりはどちらかといえば投機的な買われ方をして乱高下しているように見える。
特にクィーンズランド州に住むこちらからみると異常という上がり方と恐怖という下がり方をしている。
人口動態を見てもブリスベンの人口増加率とシドニーの人口増加率でみればさほど変わりはないのにも関わらず、物件の上昇率は圧倒的にシドニー。
おかしいと感じてしまうのは単純に物事を見過ぎなのかもしれない。

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