
ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年8月8日
オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
ゴールドコーストの今朝は久しぶりの雨。気温もグッと下がって16℃。
立春を迎えていよいよ暖かくなってくるかと思いきや、いきなり出鼻をくじかれた格好。
年間を通して温暖な気候ではあるものの、そんな中にもしっかりと三寒四温はある。
20年住んでみて思う。
ここは同じ地球なのだ、同じ人間の住む国なのだと。
時々、オーストラリアってバレンタインデーってあるの?とかこどもの日ってあるの?とかそんな疑問質問を投げかけられることがある。
「人に聞く前に自分で調べましょう。」なんて野暮なことは言わない。
ただ、何が日本固有の風習、習慣、常識で何が海外のものかを理解していない人があまりにも多いということに驚くことがある。
知らないことは良い。これから学べばいいのだから。
一つ、残念なことに相手が外国人だとみるや否や人としての常識を忘れる人がいる。
時間にルーズになったり、約束を守れなかったり。
日本だから、外国だから。じゃない。
海外に来てからも人としての大事な部分は持ち続けて欲しいと思う。
オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
自分の説明書を手に入れて転職や留学、移住、起業、自己実現の成功率が
8割上がる「ジコタンQ」無料セッションはコチラ https://lin.ee/fpVjqiz
【金融ニュース】
420億ドルという低調な国債売却を受けた米国株の急落は、歴史的なボラティリティに見舞われた市場の脆弱性を浮き彫りにした。
日銀のハト派的なシグナルによって株価が急騰した後、S&P500種株価指数は上昇分を帳消しにした。米10年債入札は投資家から敬遠され、入札前の指標水準を大幅に上回る利回りとなった。予想を下回る需要は、最近の上昇が一巡した可能性を示唆した。また、優良企業17社が318億ドルの債券を提供したため、国債は圧力を受けた。
Nationwideのマーク・ハケットによれば、今回の出来事は、特にセンチメントとポジショニングがほぼ全面的にポジティブな場合に、いかに感情が市場の動きを支配しうるかという「マスタークラス」であった。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■グーグルに対する反トラスト法裁定は会社解散をもたらすか?
・アルファベット・インクのグーグルは、検索市場を違法に独占していると8月5日に米判事が認定し、同社が直面した最大の反トラスト法上の挑戦に敗れた。これは米司法省と州検事総長にとって大きな勝利であり、25年の歴史を持つグーグルの解散につながる可能性がある。
コロンビア特別区のアミット・メータ判事は、グーグルが自社の検索エンジンをスマートフォンやウェブブラウザのデフォルト・オプションにするために他社に支払った260億ドル(約2兆7,000億円)は、他の競合他社が市場で成功するのを事実上阻止するものであるとの判決を下した。メータの判決は、2023年に10週間にわたって行われた裁判の後に下されたもので、連邦政府と米国のテクノロジー企業との間で独占禁止法違反が争われたのは、20年以上ぶりのことである。
■新たな極右暴動を懸念し、銀行が英国職員を早期帰宅させる
・英国の大手銀行やコンサルタント会社の多くは、ここ数日、同様の行動が暴力的な暴動に発展した後、国中で計画されている抗議行動を避けるため、今週初めに帰宅するよう従業員に促した。
ドイツ銀行AGは、騒乱を避けるために通勤時間を変更する柔軟性を従業員に提供するよう英国の管理職に指示し、ナットウエスト・グループPlcは、特定の場所でセキュリティ上の懸念が生じた場合、自宅勤務を求める可能性があると従業員に警告した。
■RBAは金利を据え置いたが、大手銀行は依然として3ヵ月後の利下げを予想
・最近のインフレ率は、準備銀行が金利引き下げに踏み切るにはまだ十分低いとは言えない。
RBA理事会は火曜日の会合で、公定歩合を4.35%に据え置くことを決定した。
この決定は、先週ABSが発表した消費者物価指数(CPI)が6月期に1%上昇し、年間では3.8%上昇したという主要なインフレ・データにかかっている。
四半期のインフレ率は堅調を維持したが、年率は前四半期の結果である3.6%から若干上昇した。
しかし、RBAが基本的インフレ率の指標として推奨しているトリムド平均(変動しやすい物価変動を取り除いたもの)は前期より低下し、RBAはインフレ率が予想通り緩和しているとの確信を得た。
一部の楽観的なエコノミストは早ければ11月にも利下げを予測しているが、RBAのミシェル・ブロック総裁は、RBAがすぐに利下げを行う可能性があるとの指摘に冷や水を浴びせた。
【最後に】
オーストラリアに帰ってきてからここ数日、何かとお誘いを受けることが重なった。
久々に外食をして感じたこと。
それは、人が少ない。
外食をする人があまりいないのだ。
そんな中で、オーストラリアの中央銀行(RBA)が金利を据え置きにした。
年内には確実に下げてくるだろうと言われている金利。
早めに下がってくれれば御の字。
何せ、投資物件の固定金利が見直しになるのだから切実な問題。
コロナ禍で契約した固定金利は2.44%。
現在の変動金利は7.68%。順当にいけば7%台で決まることは確実。
これまでがボーナスステージだっただけ、11月からは正常運転に戻る。
そういう覚悟でやっていくのみ。