10分でわかる海外ニュース 2023年11月23日
オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
大人が必死になって自分の夢を語って聞かせ、行動してそれに賛同する仲間が集まって一つのムーブメントを作っているその様子を見れて感動している。
願うだけじゃ夢は叶わない。願って、伝えて、行動するから叶うんだ。
公園の砂山だって、学園祭の出し物だって、「〇〇がやりたい」って案があってもそれに賛同する声を集めなければ成功はしないだろう。
大人が本気で夢を語って楽しむ姿がここにある!
https://camp-fire.jp/projects/view/713073?list=projects_ranking_today
【金融ニュース】
国債利回りは、消費者の1年先インフレ期待のさらなる高まりを示すデータを受けて上昇し、一部のトレーダーは米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な政策に乗じて利益を上げた。
感謝祭の祝日を控えた薄商いの中、米2年債利回りは4.9%を超えた。S&P 500種指数は上昇した。アマゾン・ドット・コムはブラックフライデーとサイバーマンデー商戦を控えて上昇した。マイクロソフト・コーポレーションは、サム・アルトマンがOpenAIのリーダーに復帰するというニュースを受けて上昇した。エヌビディアは決算後に下落。ドルは上昇。原油は下落。
ミシガン大学の11月最終報告によると、米国人は今後1年間のインフレ率が年率4.5%に上昇すると予想。水曜日に発表されたデータでは、今後5年から10年の間に物価は3.2%上昇すると見ている。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■裕福な人々をも襲うオーストラリアの生活費危機
・オーストラリアの生活費危機は、すでに低所得者層を襲っている。現在、15万豪ドル以上の世帯収入を得ている人々でさえ、貯蓄を切り崩し、支出を切り詰めることでピンチを感じていることが、金融比較サイトのファインダーがブルームバーグ・ニュースに独占提供したデータからわかった。
Finderがオーストラリア人1,055人を対象に実施した調査によると、世帯収入15万豪ドル以上の人の34%が、バーやパブを避け、貯蓄を切り崩している。4人に1人は休暇を減らし、40%は衣料品や家庭用品を含む必需品以外への支出を減らしている。そして、このグループの半数は、昨年の今頃と比べ、不景気になったと答えている。
高所得世帯の17%は、ジムの会員費さえ削っている。
■日銀、正常化の兆しでリスク資産買い入れから撤退
・日本銀行は2010年以来、不動産投資信託の購入はゼロ、上場投資信託の年間購入額も最小となる見通しだ。
日銀は2010年以降、不動産市場のリスク軽減のために毎年J-REITを購入してきたが、11月21日現在、今年はまだJ-REIT市場に足を踏み入れていない。これとは別に、株式市場が33年ぶりの高水準に急騰する中、日銀は今年に入ってから、もうひとつのリスク資産であるETFをわずか3回しか購入していない。
■州境へ買い付けに向かう投資家が増加
・2023年、州をまたいで住宅用不動産を購入しようとする買い手からの問い合わせの割合が大幅に急増し、一部の州では他の州よりも高い関心を集めている。
今年、realestate.com.auに寄せられた不動産購入の問い合わせの23%は、購入を希望する州とは異なる州を拠点とするバイヤーからのものだった。
これに対して昨年は、州をまたがる購入者からの問い合わせが17%を占め、2021年の15%から上昇し、パンデミックの最低値であった2020年の11%の2倍以上となった。
南オーストラリア州は今年、州外からの問い合わせが最も多く、29%を占めた。クイーンズランド州と西オーストラリア州もこれに遠く及ばず、それぞれ27%と25%の問い合わせが州外バイヤーによるものであった。一方、ニューサウスウェールズ州では、州外からの問い合わせは15%に過ぎず、これはどの州よりも低い割合であった。
【最後に】
「生活費が高いオーストラリアで生活を切り詰める人が続出。」
そうか。
なるほど。
そりゃそうだよな。
育ち盛りがいる5人家族も他人事ではない。
スーパーに買い物に行くと毎週のように値上がりしていて驚かされる。
昨夜の食卓に並んだ鮭の切り身はつい先日だったら同じ値段で4切れ入っていたものが今じゃ2切れしか入っていない。
では、変数は何か。
生活を切り詰めることなのか。
稼ぎを増やすことなのか。
せっかくだからやれることを目一杯、楽しみながらやってみよう!
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