10分でわかる海外ニュース 2023年12月13日
オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュースを翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
長女とビーチウォークに行ったことを知った次女に「なぜ起こしてくれなかったのか。私も行きたかった。」と言われ、今朝も5時に起きて親子3人でサイクリングに行ってまいりました。
次女の希望で、日曜にマーケット(マルシェ)がやっているアートギャラリーに行き、池の周りをぐるっと一周。
池では競技ライフセイバーともいえるニッパーズの子どもたちが練習していて、同じぐらいの歳のころの子どもたちが朝早くから励んでいる様子に刺激を受けた様子で心なしか帰り道は行きよりもしゃんとしているように見えました。今日はミーティングもコーチングも予定を入れずに子どもたちと遊ぶ日と決めたので一日時間を使って過ごしていきます。
【金融ニュース】
米国の経済指標や主要中央銀行の会合を控え、アジアの株価は上昇した。
香港の株式指標は上昇し、中国本土の株価は底堅く推移した。トレーダーは、来年の景気刺激策をどの程度期待できるかを示す可能性のある、中国の経済政策担当者会議の決定を待っている。
株式ベンチマークは韓国とオーストラリアでも上昇したが、日本では上昇幅が縮小した。米国では、トレーダーが株価を3日連続で上昇させるなど、穏やかな週明けとなった。10年物国債利回りは2ベーシスポイント低下した。欧州の株式先物は上昇した。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■BofA、中国の不動産不況が取引に打撃を与えると警告、日本を支持
・バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションのシニア・バンカーによると、中国の不動産不況は数年続くとみられ、世界第2位の経済大国である中国への投資家の不信感から、不動産セクターの取引はすぐに終わりそうにないという。
アジア太平洋地域の不動産投資銀行部門の共同責任者であるマーティン・サイア氏は、「中国の不動産セクターは、おそらく数年の回復期間を要するだろう」と述べた。「不動産取引問題の速やかな解決を期待するのは早計だろう」と彼はインタビューに答えた。
米国の投資銀行は中国の不動産市場に積極的ではないが、エクイティ・キャピタル・マーケットからM&Aまで、あらゆる取引が不足しているとサイア氏は述べた。「特に中国での取引は難しい」と彼は言い、国内取引も国外取引も実行が難しいと付け加えた。
■大谷のドジャースとの契約は6億8000万ドル繰り延べ、課税額は年間4600万ドルに低下
・ニューヨーク(AP通信) - 大谷翔平投手は、ロサンゼルス・ドジャースとの7億ドルの契約のうち、今後10年間で2000万ドルしか受け取らず、2034年から43年までは6億8000万ドルの支払いとなる。
AP通信が入手した詳細によれば、土曜日に合意した大谷選手の記録的な契約は、年俸7000万ドル(約70億円)。各年の年俸のうち、6800万ドルは無利子で繰り延べられ、2034年から43年まで毎年7月1日に均等に支払われる。
野球の贅沢税では、この契約はドジャースの年俸に約4,600万ドル上乗せされると評価される。労働協約では、球団の税支払い額の計算のために、繰り延べられた金銭の価値は連邦中期レートで割り引かれる。今オフのすべての契約では、2023年10月の利率4.43%で割り引かれる。
■豪ドル、中国依存と地域の回復力で40周年を迎える
・40年前の今日、豪ドル相場はショックアブソーバーとなり、数十年にわたる経済の乱高下を乗り越え、世界の金融市場で大きな力を発揮した。
現在、世界で最も取引されている通貨のひとつである豪ドルにとって、それは波乱万丈の道のりであったかもしれない。しかし、40年にわたる高値と安値は、資源に依存するオーストラリア経済を商品ブーム後のインフレ圧力から守り、世界的危機の時代には輸出を後押しした。
【最後に】
無利子で約680億円ってものすごいことを考えて、さらに実行できるだけの環境を作った大谷選手自身に感服。
広告やメーカーとの契約で年間40億もの収入があることはもちろん、
生活コストを上げていないこと、野球以外に興味がないということが1番の要因だろう。
「その代わり、必ず補強して強いチーム作ってね」って言われる球団のスカウトの責任は重大。
果たして大谷選手は何個のチャンピオンリングを手にすることができるのか。