ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年10月21日
オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【今朝のひとりごと】
嫌なことを言うのは体力も気力もいる。
会社で従業員と面談をした際に「マネージャーはいつも”あなたのためを思って”といってくるけど保身にしか思えない。」と言われた。
件のマネージャー自身も「彼らのためを思っていっても伝わらないです。」なんて言う。
中間管理を担ってくれるマネージャーの伝えてくれることは決して間違いではないけれど伝え方があまり上手とは言えない。
それは、相手が空腹を感じていなければどれだけ凝った料理を出しても喜ばないのと同じだ。
これがあなたにとっていいものだよ、必要なものですよと気づいてもらうことが必要だったりする。
だから嫌なことは無差別に投げかけないように、興味があって、それを求めている人にだけ届けるようにしている。
いや、ひょっとしたらインスタライブに間違えて入ってきて嫌な思いをしている人がいるかもしれないが、それは不可抗力だとしよう。
お腹が空いている人、求めている人にだけ届くように。
自分の大切な時間と体力はそう言った人だけに使っていくと決めている。
【金融ニュース】
欧州で最も価値あるハイテク企業の期待外れの業績と、チップ販売に対する米国の規制強化への懸念が、強気相場を支えてきた半導体業界の売りに拍車をかけ、株価は打撃を受けた。
注視されていた半導体企業の株価指数は9月上旬以来最悪の急落を記録し、株式は過去最高値から引きずり下ろされた。オランダの大手ASMLホールディングNVの米国株は、突然の指針引き下げを受けて17%急落した。エヌビディアは、米国当局が同社や他の米国企業の高度AIチップの販売に国ごとに上限を設けることを検討したとの報道で5%下落した。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■アップル株価、AIがiPhone販売に拍車をかけるとの楽観論で過去最高を更新
・アップル社の株価は火曜日、過去最高値を更新し、人工知能を搭載したiPhoneの発売によって同社が利益を得るだろうという楽観的な見方が主な要因となって、最近の上昇幅を拡大した。
株価は2.7%上昇し237.49ドルとなり、7月につけたピークを上回った。この上昇により、アップルの時価総額は3.6兆ドルを超え、世界最大の企業としての地位を確固たるものにした。
大手ハイテク企業による力強い上昇の一方で、アップルの上昇は特に力強い。株価は過去6ヶ月で37%上昇し、ナスダック100指数の15.5%上昇の2倍以上である。
■中国、超富裕層の海外投資利益に課税する動き
この問題に詳しい関係者によると、中国は、国内の超富裕層による海外投資利益に対する、長い間見過ごされてきた課税の執行を開始した。
中国の主要都市に住む一部の富裕層は、ここ数ヶ月の間に自己申告をするように言われたり、税務当局から過去の滞納分を含む支払いの可能性を評価するための会議に呼び出されたりしている、とその関係者は私的な問題を議論しているため名前を明かさないことを求めた。
この動きは、土地の売れ行きが落ち込み、成長が鈍化する中、政府内で収入源を拡大する必要性が高まっていることを強調するものだ。また、習近平国家主席が掲げる、世界第2位の経済大国で富の分配をより平等にするための「共栄」キャンペーンとも一致する。
■NBA拡大はアダム・シルバーの次の大きな挑戦
・シルバーがNBAの指揮を執ってきた10年間で、彼は2つの団体協約を交渉し、チーム評価の歴史的な上昇を指揮し、新たに760億ドルのメディア契約を成立させた。また、スターリングが人種差別的な発言をしている録音が明るみに出た後、最終的にドナルド・スターリングがクリッパーズをバルマーに売却せざるを得なくなったスキャンダルにおいても、リーグの舵取りを行った。
シルバーの次の大きな挑戦は、2004年以来のNBAの拡大だ。需要はたくさんある。億万長者のボンダーマン・ファミリーは、シアトルにNBAを復活させたいと考えている。シルバーは、リーグが入札を募集すれば、ラスベガスやメキシコシティと並んで、西海岸の都市を新フランチャイズの候補に挙げている。
【最後に】
悲観と楽観のバランスが大事。
リスクを感じながらチャンスをものにするための悲観と楽観の天秤。
NBAもAppleも中国だって成長のためにさまざまなリスクを乗り越えてきている。
繊細と揶揄されるようなリスクヘッジと豪快な投資があって初めてスケールできるのだろうと思う。
「足元に細心の注意を払いながら、遠くのゴールを狙う野心」とでも言えるだろう。
このバランス感覚を大事に育てて行きたい。
オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
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