見出し画像

10分でわかる海外ニュース 2023年11月22日

オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム


【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
オーストラリアへの出稼ぎが話題になっている今、SNSがない、時給が法定時給の半分8ドルで仕事をするのが当たり前だった時代に20代を過ごしたのは良かったと思う。
お金目的じゃなく、純粋に楽しむために、経験を得るためにオーストラリアに来た若者がなけなしのお金をみんなで寄せ集めてこれだけあれば何ができる、どこまで行けるって話をしながらいった貧乏旅行。
あんなのは20代じゃなきゃできなかった。
快適さとか豪華さとか、映えなんてものは皆無だったけど思い出のフィルターと補正はインスタのそれよりもよっぽど綺麗に見せてくれる。
40過ぎた今、20年後にあの時のアレやっておいて良かった。って思えるように今しかできないことを楽しもうと思う。

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに軸足を移すとの期待に煽られた力強い上昇の持続可能性に疑問を呈する投資家もおり、米株式先物は火曜日に揺らいだ。

ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストは、S&P500種株価指数が8月以来の高値をつけ、ナスダック100種株価指数が22カ月ぶりの高値をつけた後、経済成長とインフレに対する懸念が残る中、「短期的には失望」のリスクがあると述べた。シティグループのストラテジストは、この勢いを挫くショート・スクイーズの可能性を警告した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■香港のタクシー運転手、ウーバーによる営業妨害でストライキへ

・ウーバー・テクノロジーズのようなライドヘイリング・サービスを取り締まろうとしない政府に抗議するため、香港のタクシー約500台が水曜日にストライキを行う。

ストライキに参加する団体のひとつ、香港タクシー協会のウォン・ユーティン会長によると、ドライバーは現地時間の午前11時から3時間、大埔(タイポー)地区を起点に客の乗車を停止する。車両台数も少なく、場所も香港の賑やかな中心部から遠く離れているため、大きな混乱が生じる可能性は低く、当局と17のタクシー運転手団体との協議が合意に至らなかった後の行動となる。

■日本20年国債販売、米国利回り低下で強い需要に応える

・日本の20年物国債入札は、米国の長期債利回りが低下を続け、円高が中央銀行の政策変更が近いとの思惑を冷やしたため、投資家の強い需要に応えた。

20年後に償還期限を迎える国債の最低落札価格は101.05円で、市場予想の101円を上回った。応札倍率は3.54倍で、前回の入札を上回った。テール(平均落札価格と最低落札価格との差で、小さければ強い入札であることを示す)は0.14円で、前回の入札より低かった。

■6%以下のローンが枯渇し、住宅ローン金利は新時代へ

・オーストラリア準備銀行(RBA)の13回目の利上げが金融機関に反映されたことで、多くの借り手にとって「5」で始まる住宅ローン金利を見つけることは過去のものとなった。

RBAが11月に現金金利を4.35%(過去12年間で最高水準)に引き上げて以来、数十の金融機関が25ベーシスポイントの引き上げ分を全額変動金利の顧客に転嫁している。

銀行は、安定した高収入の仕事、多額の預金、低い借入比率を持つ優良顧客を獲得するために戦い続けているが、シドニー・モーゲージ・チョイスのブローカー、テリー・アンウィン氏は、多くの借り手にとってそれは現実ではないと語った。

「競争力のある金利は6.14%くらいでしょう」とアンウィンさんはrealestate.com.auに語った。

しかし、その金利は元利均等払いで、持ち家で、ローン比率80%の人に提示されるものだということを、人々は認識しておく必要があると思います」。

【最後に】

愛知県の田舎にある実家に帰った際、「飲みにいくと困る。タクシーが捕まらない。」と嘆く父の話を聞いた。
聞けばタクシードライバーの高齢化でどんどんといなくなっているそう。
そして、後を継ぐ人もいなければ、やりたいという人もいない。
おそらく地方に行けば似たような状況にある場所はたくさんあるだろう。
Uberなんかの配車アプリがあればその負は解決できるように思うけれど、日本政府はそれを認めなさそう。
もちろん、それは田舎に限ったことで都市部ではそうではないだろう。
この小さな負がちょこちょこと重なることが地方で人が住めなくなっていく要因なんだろう。

いいなと思ったら応援しよう!