10分でわかる海外ニュース 2023年11月16日
オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
工場勤務のバイトで感じた違和感に気づき、学生時代に漠然と抱えた日本での働き方への不安。定時に始業できるように早めに出社を求められるのに、時間通りには帰れない理不尽さなど、社会経験のなさを言い訳にしたくなるほど幼稚な考えは言い出したらキリがないほど。
ただ、それらに「No」といえたことは大きかった。
言葉にすると簡単そうに見えるけれど、実際に行動に移すのは難しかった。
かなり小さなサンプル数を信じ込んで、こんな働き方は嫌だ。
どうしたらもっと違った働き方、生き方ができるだろう?
そのために自分の常識を書き換えることから始めた。
単純に自分を縛っている狭い常識の枠から出るために都会に出るという選択肢もあったけれど、なぜか海外という選択をした。
結果、幼い頭には刺激的だったしありとあらゆるものを吸収し、自分の「No」を実行する術を探求できた。
【金融ニュース】
米国と英国のインフレ率が予想を下回り、中央銀行が積極的な利上げを打ち切ったことを示す証拠として投資家が歓迎したため、株価は上昇幅を拡大した。
欧州のストックス600指数は0.5%上昇し、S&P500種株価指数は0.3%上昇した。10年物国債の利回りは安定し、ドルは昨日の急反落からほとんど変化しなかった。
市場は現在、水曜日の米小売売上高と生産者物価、そしてターゲット社の決算を控えており、景気減速が米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め停止を可能にするかどうか、さらなる確認を求めている。FRBのスワップ取引によると、再利上げの可能性はほぼゼロになり、市場では7月までに50ベーシスポイントの利下げが実施されると見られている。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■世界で最も好調なオフィス市場、稼働率は98%超
・ロンドンからニューヨークまで、最近では誰も商業施設の大家にはなりたがらない。しかし、韓国の首都では、オフィスタワーのオーナーがブームになっている。
ソウルのオフィス市場は大家にとって夢のような場所だ: Aグレードのオフィスの98%以上が入居しており、賃料は昨年から15%上昇している。オフィススペースの獲得競争は非常に激しく、一等地である江南地区の中心にあるパルナスタワーに空きが出たときには、国内外の企業十数社が入札に参加し、互いに競り勝った。
■なぜ人々は今でもズームで手を振るのか、科学が答えを出した
・ほとんどのバーチャル・ミーティングの終わりに起こることだ: 一人が手を振り、同僚がそれに続く。リモートワークが主流になってから4年近く経つのに、なぜいまだにこんなことをするのか、それは現代の職場の謎のひとつだ。
人間行動とコミュニケーションの専門家の中には、いわゆる「Zoomの波」は、パンデミックによって断ち切られた社会的つながりを再び作り出そうとする私たちのニーズから生まれたと考える人もいる。また、会議が終わったことをデジタルで知らせるシンプルな方法だと考える人もいる。ただ礼儀正しくするために手を振る人もいれば、それを楽しむ人もいる。理由は何であれ、スウェットパンツにビジネス用のトップス(「ズームマレット」として知られる)を合わせるのと同じくらい、リモートワークの儀式なのだ。
■プロップトラック海外サーチレポート
・海外からの移住が大流行前の水準に戻ったことで、海外からの不動産探しの関心が急増している。
前回の海外検索レポート(2023年7月)以来、海外からの検索は増加し続けており、購入検索は過去3ヶ月で11.5%増、賃貸検索は7.8%増となっている。
購入検索、賃貸検索ともに、パンデミック前の水準を大きく上回っており、移民が以前の水準に戻った今、検索数は上昇を続けるだろう。
【最後に】
日本滞在中もせせこましくRealestate.com.auにアクセスしていた私もこの統計に協力したことになるのだろう。
自分が住む街、地域、国と比べてオーストラリアの市場はどうだろう?そんな考えを持つ人は多くいるだろう。
あとはその選択肢を持つことができるかどうかだ。
今回の滞在中に銀行とお話しさせていただいて、愛知県の地方都市の不動産市場の現状を聞いて、どちらにも選択肢を持つことができるのは非常に有利だと改めて感じた。
「選択肢を増やす」というのは言語や通貨、アクセスできる情報だけでなくそれらをどれだけ臨場感を持って自分ごとにできるだと痛感した。
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