10分でわかる海外ニュース 2023年9月15日
オーストラリア在住20年目のタローがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
昨日は娘たちの通う学校でジュニアスポーツカーニバルが行われました。
わかりやすくいうと1−3年生の運動会。
日本の運動会と決定的に違うのが運営方法。みんなで一つの競技ではなく、学年やクラスごとで複数ある競技に分かれて実施。つまり、6−7種目が同時進行で行われており、その都度子どもたちは競技会場に移動するというシステム。その運営はすべてスクールキャプテンと呼ばれる生徒会がする。例えば、各種目の説明、生徒を静かにさせるのも列になって次に移動するのも上級生のスクールキャプテンの仕事。
ちなみに徒競争と綱引きは順位や勝ち負けがつくけれどその他の競技は「がんばったね〜」で終わっている様子。
見ている親もまばらで、家から椅子を持ってきて自分の子供たちが参加する競技に合わせて場所移動。パラソル持ってきたり、ピクニックシート広げたり。競技中の子どもを呼びつけてお菓子あげたり、セルフィー撮ったりやりたい放題。やりたくない種目は座ってみてたり、本気の子はガッチガチにやって、それを周りが真剣に応援していたり、みんながそれぞれのやり方で楽しめる運動会だった。
【金融ニュース】
欧州市場は、木曜日以降の利上げ決定を前に、方向性を見定めあぐねた。原油は10ヶ月ぶりの高値に迫り、ナスダック先物は上昇した。
ユーロは、欧州中央銀行(ECB)の会合で追加利上げが実施される可能性が3分の2と予想され、金融市場で変動した。原油は、国際エネルギー機関(IEA)の報告書が供給不足への警告に拍車をかけ、上昇した。欧州の株価は0.3%上昇し、エネルギー関連企業の上昇に牽引された。
世界的な原油価格の高騰は、経済成長が低迷しているにもかかわらず、欧州の持続的なコスト圧力を悪化させている。これとは対照的に、水曜日に発表された米国のインフレ率は予想通りだったため、連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを一時停止するとの期待が高まった。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■中国アップルのiPhone使用禁止は報復に見えると米国が指摘
・ホワイトハウスは、アップル社に対する反発について初めて言及し、中国が政府によるiPhoneの使用禁止を制定・拡大しようとしているのは、アメリカに対する報復の試みであるとの見方を示した。
「我々は、明らかに懸念を持ってこれを見ている。過去に中国が行った、米国企業に対する攻撃的で不適切な報復と同じようなものだ。」と、国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は水曜日に記者団に語った。
■欧州は電気自動車をめぐって中国と貿易戦争を始めたのか?
・戦略的産業に対する政府支援の急増が世界的な補助金戦争に拍車をかける危険性があるとすれば、欧州連合(EU)は最大の戦いの火ぶたを切ったことになるかもしれない。
欧州当局は、中国の電気自動車輸出の急増によって何百万もの自動車産業の雇用が危険にさらされることを懸念しており、EUの執行部門は水曜日、EV産業に対する北京の財政支援について調査を開始した。
続きを読む なぜ欧州は中国のEV流入に反発するのか?クイックテイク
この調査には最長で9カ月を要する可能性があり、おそらくEUは中国の電気自動車輸入に新たな関税を課し、EU圏に輸出する自動車を中国で生産しているテスラなど、欧州以外の主要自動車メーカーを巻き込むことになるだろう。
■韓国中央銀行、住宅市場の割高と過剰債務に警告
・韓国の中央銀行は、住宅価格が基本的な経済状況に比べて依然として割高であり、家計負債水準も過大であると警告した。
「住宅価格は依然として高水準にあり、所得と同期しておらず、住宅価格対所得比率は主要国と比べても非常に高い」と、韓国銀行は木曜日の金融信用政策報告書で述べた。
生活費データサイトNumbeoによると、韓国の住宅価格対所得比率(PIR)は26である。住宅価格の手頃さを示す指標として広く使われているこの数値は、国民が住宅を購入するには年収の26年分を貯蓄する必要があることを意味する。これは他国の中央値の2倍以上である。
【最後に】
東京都内はもちろん大阪など都市部の不動産の値上がりがおかしなことになっている。
円安で海外投資家がこぞって買い付けている。そして、1番熟した時に売り抜ける。そんな東証株式と同じ構図が現物資産でも行われている。
つまり、お金のない日本人が食い物にされている状況がまだまだ続いているのだ。
ずっと言っているし、いろんなところで言われている「生きる術を身につけよう。」そうすることで人生の可能性は広がるし、無限大だと認識できるようになる。
本気でやってみませんか?