ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年10月11日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia


【今朝のひとりごと】

「知ってる」と「できる」は大きく違う。
当たり前かもしれないけど、みんな大きく勘違いする。

極端な話をすれば横から口を出すときにはまるで一流のように語るけど、実際にプレイヤーとして動くときには三流以下になる。
かく言う私もそんな勘違い野郎だった。
オーストラリアで会計士として5年、銀行員として7年間、富裕層の方達のお世話をさせていただいたり、数々のビジネスに関わって、いつの間にか勘違いしていた。
見るとやるでは大きく違う。

見るときは冷静に数字や事実を見ることができるのに、現場に立つと感情的になって、視界が狭まって目の前のこと、小さなことに囚われて大局を見ることができなくなる。

独立後にオーストラリアと日本で5店舗経営して痛感した。
「知ってる」と「できる」は違う。

SNSを見てできる気になって、始めてみたら難しかった、思った通りに行かなかったそんな経験をする人に言いたい。
大丈夫。そんなもんだ。

最初からできるわけがない。
だからおもしろいし、やりがいがある。
「知ってる」を「できる」に変えていこう。

【金融ニュース】

予想を上回るインフレと労働市場の減速を示すデータが発表され、米連邦準備制度理事会(FRB)が来月は利下げ幅を縮小するのか、それとも9月の大幅利下げ後に一旦休止するのか、といった議論が活発化したため、株価は下落した。

史上最高値まで上昇した後、S&P500種指数は一息ついた。木曜日に発表された経済指標は、ウォール街で破滅的な数字とは受け止められなかったものの、雇用市場をあまり冷え込ませることなくインフレ率を目標の2%に戻すというFRBの課題が浮き彫りになったことは確かだ。そしてこのことが、FRBの次のステップについての議論をさらに深めることになった。今のところ、債券トレーダーはFRBが11月に利下げペースを25ベーシスポイントに引き下げることに賭け続けている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■セブン&アイ、利益見通しを下方修正 コンビニに注力へ

・株式会社セブン&アイ・ホールディングスは、社名を変更し、数十の非中核事業を売却する計画を明らかにした。

新社名を「セブン-イレブン・コーポレーション(仮称)」と発表した日本の小売業者は、コンビニエンスストアの売上低迷と新規事業への支出を理由に、2月末までの12ヶ月間の営業利益見通しを4030億円(27億ドル)に下方修正した。これは、事前予想5,450億円、アナリスト平均予想5,240億円と比べても遜色ない。

■香港不動産市場、金利引き下げ後に回復の兆し

低迷する香港の住宅市場は、利下げと株高によって待望の追い風を受けている。

ここ数週間、新築・中古住宅ともに販売が急増し、8年ぶりの低水準に落ち込んだ住宅価格の底打ちを予想するアナリストもいる。また、在庫過剰と景気低迷が続く中、回復への道のりは険しいとの見方もある。

市内最大のデベロッパーであるSun Hung Kai Properties Ltd.は、先週末1日で200戸以上のマンションを販売し、すぐに次の分譲価格を引き上げた。ミッドランド・リアルティによると、10月第1週の中古住宅販売は前週比60%増と急増し、過去6カ月で最高の水準となった。

■100万ドルの中国車が欧州の次の脅威となる

・ホンチーL5は、苦境にあえぐヨーロッパの自動車産業にとって、最も明白なリスクではないかもしれない。

重量は3トンを超え、バンパーからバンパーまでの長さは4人乗りのキャンピングカー並みで、生産台数はごくわずか、慎重に吟味された顧客にしか販売されない。世界で唯一の100万ドル車は、緑と紫の内装で、ジョーカーがバットモービルに挑むために運転する車は、経済的な脅威には見えない。

しかし、アメリカにおけるリンカーンやイギリスにおけるロールス・ロイスのように、中国における政治権力や高級品という意味合いを持つ、やや色あせたリムジン・ブランドであるホンチーの復活は、世界最大の商品貿易チャネルを支えている、残り少ない親善の糸を断ち切る恐れがある。

【最後に】

見かける車の7割が日本車なんじゃないかと思えるほど日本車が走っていたオーストラリア。この20年で外国産の車が増え、今では5割ほどではないだろうか。
かといって、日本車の信用、信頼がなくなったわけではない。
理由の一つに諸外国の車の安全性や信頼が増してきたことが挙げられる。
安くてもそれなりに安心して走れる中国産や韓国産の車が多くなってきた。
二つ目にはオーストラリアの所得が上がったことも理由に上がる。
安い日本車よりも格好のいいヨーロッパ車がいいと言う層が増えた。
シンプルで堅実な印象の日本車より華のあるものが求められているのかもしれない。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
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