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10分でわかる海外ニュース 2023年10月27日


オーストラリア在住20年目のtaroがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
長女がSchool Captain(生徒会)のShortlisted(予選枠)に立候補していた。そもそも、知らなかったのだけれど昨日校長先生からの手紙を受け取り、そこには選出から漏れたと書かれていたのと同時に、立候補したこと、チャレンジしたことへの感謝と賛辞が述べられていた。
娘たちが通う学校はまず立候補。そして必要であれば先生たちの推薦がある。そこからShort Listに残った子供たちがエッセイを書き、選ばれるというプロセス。
このSchool Captainに選ばれるというのはとても名誉なことであり、学校の歴代School Captainの盾に名前を刻まれ、保護者の中には第何代School Captainの〇〇さんと紹介される人がいたりとその誉れ高さは日本のそれとは大きく違うという印象。当たり前だけれど、30年前の自分が小学生だった頃にここで今と同じようにSchool Captainを目指したいと思う子どもたちがいたんだと思うと文化の違い慣習の違いの大きさを感じる。

【金融ニュース】

マイクロソフト・コーポレーションとグーグルの親会社アルファベット・インクが、大手のハイテク企業の決算をまちまちな内容とし、今週も同業他社が決算を発表することになったため、米国株式指数先物は下落した。

ナスダック100種株価指数は0.4%下落、S&P500種株価指数は0.3%下落した。アルファベットは、クラウド部門が予想を下回る利益を計上したため、市場前の取引で7%も下落した。一方マイクロソフトは、クラウド事業の業績が予想を上回ったことから上昇した。一方、テキサス・インスツルメンツは、収益見通しが期待外れだったことから、幅広い電子部品に対する需要の低迷が続いているとして下落した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■アプリ中年男性、67兆円の日本FX取引ブームを牽引

・日銀が低金利の利上げに近づいているとの憶測が広がり、早ければ来週にも利上げに踏み切るとの見方も出ているため、個人為替トレーダーは大はしゃぎしている。主に中高年の男性トレーダーたちは、これまでの金利差重視の動きから一転、日中の動きをとらえることで、目まぐるしく変化する為替市場のボラティリティを高めている。

ママさんトレーダーの参加が増えたのは、日本が直面している新たな金融政策のパラダイムを反映している。インフレ率が高止まりしているにもかかわらず、日本は世界的にマイナス金利の最後の砦となっており、投資家は日銀が早晩政策を調整するかもしれないという賭けに拍車をかけ、為替市場の日中の動きに拍車をかけている。

東京の地下鉄の駅周辺には外国為替取引アプリの広告が出回り、ソーシャルメディアではヒツジやブタなどの漫画のキャラクターが為替取引を宣伝し、銀座の高級ショッピング街には小売取引専門のバーがあり、酒を飲みながらチップを交換する常連客で賑わっている。

■カナダの住宅価格は5%下落へ、TDが発表

・トロント・ドミニオン銀行の新予測によると、カナダの住宅価格は、高金利が続く中、来年初めまで下落を続ける。

カナダ中銀がインフレ抑制のために基準金利を22年ぶりの高水準に維持しているため、カナダの平均住宅価格は今年いっぱいと2024年の最初の3ヶ月間で5%下落するだろうと、エコノミストのリシ・ソンディは木曜日のリサーチノートに書いている。来春までには、景気減速が中央銀行の利下げを促し、住宅価格の回復を促すかもしれない、と同氏は述べた。

■プロップトラック海外サーチレポート - 2023年10月

・海外からの移住が大流行前の水準に戻ったことで、海外からの不動産探しの関心が急増している。

前回の海外検索レポート(2023年7月)以来、海外からの検索は増加し続けており、購入検索は過去3ヶ月で11.5%増、賃貸検索は7.8%増となっている。

購入検索、賃貸検索ともに、パンデミック前の水準を大きく上回っており、移民が以前の水準に戻った今、検索数は上昇を続けるだろう。

海外からの購入・賃貸検索の4分の1はニュージーランドからのもので、最も近い隣国からの関心は毎月高まっている。

【最後に】

キャラクターで人を誘導するのは日本独自の文化だなと思う。
親しみやすさ、親和性に訴えかけて顧客心理を獲得する。どちらかというと右脳型の思考のパターン。やたらとモデルさんや俳優さんが「美味い」とか言ってるだけのビジュアル重視のコマーシャルなんかもそれにあたるだろう。ちなみに、AIタレントがそういったタレントに変わるかもしれないと言われているが理由は実際の人物とちがい、問題を起こさないことがある。一方で今のところ実際の人物と違って知名度のなさが欠点。これも少しずつ認知を取れるようになればアニメキャラクターのように二次元でも人気を得ることは可能だろうと思う。

ニュースを読み飛ばした方へ、今日本ではトレードのライトユーザーが増えているそうですよ。ご利用は計画的に。

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