10分でわかる海外ニュース 2023年9月28日
オーストラリア在住20年目のタローがお送りする10分でわかる海外ニュースのまとめ&海外暮らし、子育てを通して感じる日々のコラム
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
絵本作家のヨシタケシンスケさんをご存じですか?
最近、日本からどんぶらこどんぶらことオーストラリアの我が家にやってきた彼の作品「ぼくはいったいどこにいるんだ」に感激しています。
手に取るまでは「ははーん、ヨシタケさんの本ね。」ぐらいに思っていたんですが、「何これ。秀逸!」
人の気持ち、人生の在り方、人間関係。その全てを言語化してポップな絵と一緒にまとめてくれているこの絵本は子どもたちがもう少し大きくなって、理解してくれるようになったらもう一回、二回、三回と読んでほしいと思う。まさに、自分の新しい地図を作るのにヒントをもらえる絵本です。
【金融ニュース】
アジア株は3月以来の安値近辺で推移し、長期化する可能性の高い米金利の上昇と、中国の不動産危機の再燃から圧力を受けた。
日本とオーストラリアのベンチマークが下落したため、アジア株のベンチマークは3セッション連続で下落した。
香港の株式は、中国が不動産セクターのさらなる混乱を回避するかのような上昇を見せ、鉱工業利益の改善を報告したため、本土の株式は急伸後、冷え込んだ。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■マクロンは欧州を中国との9000億ドルの争いに駆り立てる
・欧州連合(EU)の新たな対中強硬姿勢は、北京の貿易慣行が基幹産業に重大な脅威をもたらし始めたというフランスの懸念によって形作られている。
パリ政府はこの政策転換を推進する上で重要な役割を担っており、その考えをよく知る関係者によれば、今何もしなければ欧州連合(EU)経済は長期的なダメージにさらされることになると計算しているという。
匿名を条件に語る関係者は、中国からの安価な輸入品によってヨーロッパの生産が壊滅的な打撃を受けた10年前の太陽電池業界の大失敗を思い起こした。EUは二者択一に迫られている: EUは、自国の力を肯定するか、中国に服従するかの二者択一を迫られているのだ。
■メルセデス・ベンツ、テスラより安くハンズフリー運転を実現: テストドライブ
・メルセデス・ベンツは、米国で卓越した自律走行プロバイダーとなるべく、大きく舵を切っている。
同社は、「ドライブパイロット」と呼ばれるレベル3のハンズフリー運転サービスを、ネバダ州とカリフォルニア州のディーラーを通じて、2024年モデルのEQSセダンと2024年モデルのSクラスに年間2,500ドルのサブスクリプションとして提供することを確認した。これらの州ではそれぞれ1月と6月に承認されている。
ドイツ・シュトゥットガルトを拠点とするこのブランドにとって「月面着陸」とも呼べるこのニュースは、9月19日に行われたドライブ・パイロットのテスト走行で、経営陣から大喝采を浴びた。
■オーストラリアの住宅価格は「15%高騰する」: KPMG
・大手4会計事務所KPMGによると、全米の住宅価格は今後1年半の間に高騰するという。
月曜日に発表された新しいレポートの中で、KPMGはまた、住宅価格が利上げ前とパンデミック前のレベルを押し戻し、住宅購入に苦労している人々にとって住宅購入のしやすさが厳しくなると予測している。
KPMGのチーフ・エコノミストであるブレンダン・リン博士は、2023年9月の住宅市場の見通しという報告書の中で、価格を押し上げると予想される要因がいくつかあると述べている。
パンデミック後の移民の回復も、住宅需要に大きな圧力をかけると予想される。
KPMGが発表したオーストラリアの首都に関する新しい不動産レポートによると、住宅価格は今後9ヶ月間で全国的に4.9%上昇し、2025年6月までの1年間で9.4%急上昇する。
アパートメント価格も6月までに3.1%とやや低い上昇率になり、その後12ヶ月でさらに6%上昇すると予想されている。
【最後に】
単調直入に言って、まだ上がるの?である。
もちろんあがるとは思っているけど、それは10年とかのスパンで考えてだ。
向こう一年でまだ上がるのか・・・。
好きだからという理由で週末にオープンホームにあしげく通っていたわけだけれども、行けば行くほど我が家の立地が万能すぎてやばいことに気が付く。いかんせん、上物が古いので手直しは必要だけれどそれでも上物がほぼゼロだとして今の評価額というのは改めて手放すには惜しい。
うん、やっぱり買い替えは10年後だ。
それまではちょこちょこ直していこう。