脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年6月12日
オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
長女のパスポートを受け取りにブリスベンにある移民局に2歳の長男と電車旅。
お弁当に持たせてもらったパンケーキとおにぎりとこざかなナッツは行きの電車で食べてしまい、後は有り余ったエネルギーをどう使うかのみ。
ガタゴトと揺られること1時間ちょっと、クィーンズランド州の州都ブリスベンに到着。
ブリスベンオリンピックを控え、不動産価格の上昇が鰻登りなこの街は段々と都会らしくなってきたなという印象。
人の多さ、交通量、建物の高さ。
田舎町から出てくると新鮮さと都会のシャンとした空気に刺激をもらって帰ってきた。
10時に出発し、帰宅は15時半と長旅を終えた息子は次の日も「電車に乗るといい」幼稚園を渋るというまさかの事態にヤキモキ。
親の気持ちを知ってか知らずか、楽しんでもらえたのが何より嬉しい。
家族全員分のパスポートも手に入っていよいよ日本の一時帰国に向けて準備を開始。
7月にオフ会でお会いできるが今から楽しみです!
オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
自分の説明書を手に入れて転職や留学、移住、起業、自己実現の成功率が
8割上がる「ジコタンQ」無料セッションはコチラ https://lin.ee/fpVjqiz
【金融ニュース】
フランスの政治的混乱に対する懸念が続き、欧州の資産は月曜の下げ幅を拡大した。米国債は、水曜日のインフレ・データと連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ決定を前に上昇した。
ユーロは、前日にこの1ヶ月で最安値を記録した後、火曜日には下落に転じた。ベンチマークとなる株価指数は3日続落し、10年物フランス国債は10月以来、同様のドイツ国債と比較して最も高い利回りで取引された。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、極右のライバルの躍進を食い止めるために議会投票を呼びかけた。今月末に予定されている選挙は、2017年の就任以来、投資家をほぼ安心させてきたマクロン大統領のトレードマークである経済政策をめぐる究極の対決となる危険性がある。
投資家はまた、水曜日の米消費者物価とFRB(米連邦準備制度理事会)の決定が予定されているため、再び不安定なセッションになる可能性に備えている。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■日本は既婚女性にも姓を残すべきと財界ロビーが主張
・日本の大企業ロビーは、夫婦別姓を認めるよう政府に要請した。事実上、結婚した女性に夫の姓を名乗ることを強制している現在の法律は、ビジネス上のリスクがあるという。
伝統的に与党自民党を支持している経団連は、月曜日に発表した提言の中で、政府は姓の選択を可能にする法案を速やかに国会に提出すべきだと述べた。
「女性の活躍が進み、女性役員の数が増えている今、この名前の問題は個人だけの問題ではなく、ビジネス上のリスクになりつつある。一刻も早く議論を始めるべきだと、彼は付け加えた。
■中国、2017年以来初めて首相をオーストラリアに派遣
・李強首相は土曜日にオーストラリアに到着し、7年ぶりにオーストラリアを訪問する中国最高指導者となる。投資と軍事配備をめぐる新たな摩擦が影を落とすかもしれないが、外交上の節目となる。
李氏は4日間の日程でアデレード、キャンベラ、パースを訪問すると、オーストラリア政府は火曜日に発表した。前任の李克強氏が2017年3月にオーストラリアを訪問して以来、李氏がオーストラリアを訪問するのは初めてのことだ。
■物価が1年で20%上昇した活況の地方都市
・過去1年間、オーストラリアの首都の不動産価格は地方都市を上回るペースで伸びてきたが、一握りの地方都市の価格が急上昇している。
オーストラリアの30大都市における不動産価格を分析した結果、首都圏と同等かそれ以上のスピードで価格が上昇している都市があることが明らかになった。
過去1年間、住宅価格の中央値が首都圏の7.66%上昇を上回った地方都市はオーストラリア全土で13都市あり、単価が首都圏の5.22%上昇を上回った地方都市は12都市ある。
【最後に】
日本と韓国の関係性が2001年以来の友好的な状態にあるという。
それに反応するかのように中国の最高責任者がオーストラリアにやってくる。
台湾沿岸での軍事演習、ヒマラヤ山脈を挟んでのインドとの睨み合いに、フィリピンへの圧力、トンガやサモアなどの太平洋沖の国々への支援などとにかく話題に事欠かない中国の国際政治。
オーストラリア訪問でどんな話し合いがされていくのか注目だ。