ジコタンQ:個性を活かしていきる 2024年8月19日
オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia
【本日の独り言】
多角的視点、特に投資目線を持つことが大事だと感じる。
長期目標を持つというとわかりやすいかもしれない。
今という時間、お金、人間関係それぞれ大切なものをどうしていきたいか。
10年後、20年後どうなっていたいかを考えて育てていく。
理詰めだけではない。
10年後、20年後、その時どんな感情になっていたいか。
人としての在り方も見つめていく。
今の生活を続けていて10年後は安泰だろうか、20年後はさらに成長できているだろうか。
もし答えがNoなら今日から何をしますか?
オーストラリアで会計士、銀行員を経て、起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
自分の説明書を手に入れて転職や留学、移住、起業、自己実現の成功率が
8割上がる「ジコタンQ」無料セッションはコチラ https://lin.ee/fpVjqiz
【金融ニュース】
米国経済の底堅さを示すデータが相次ぎ、株価は今年最高の週となった。
株価は金曜日に上昇し、S&P500種指数は7日間の上昇幅を6.8%まで拡大した。ジャクソンホールでのパウエル議長の講演を1週間後に控え、トレーダーは連邦準備制度理事会(FRB)議長が次回の政策会合に期待を寄せる。米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ率を低下させたが、労働市場はまだワイルドカードだ。
株式市場は、FRBが最大の経済大国の景気減速の深刻化を防ぐのに十分なスピードで借入コストを引き下げないのではないかという懸念から、4週間続いた連敗を止めた。インフレ率の低下と消費者の回復を示す今週のデータは、FRBがソフトランディングを達成できるのではないかという期待を再燃させた。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■タイ最年少の新首相、ペートンターン・チナワットについて知っておくべきこと
・タイの新首相は、同国の有力者であるシナワット一族の末裔であり、前任者が倫理違反で裁判所から更迭された後、安定をもたらそうと最年少で就任した。
37歳のペートンタン・チナワット氏は、タイの首相を務める2人目の女性で、一族の2人の元首相に続く。軍事クーデターで追い出されるまで2001年から2006年まで首相の座にあった彼女の億万長者の父、タクシン・チナワット氏は、昨年15年間の自費亡命からタイに戻り、タイ政治でより大きな役割を果たすことが期待されている。
彼女の最も差し迫った仕事は、高い生活費に対する有権者の懸念を和らげ、外国人投資家を不安にさせた政治的混乱期に終止符を打つことだろう。
■エチオピアはなぜ半世紀の通貨管理に終止符を打ったのか
政府は10年以上にわたる低金利時代に、経済成長を促進すると期待された野心的なインフラ・プロジェクトの資金を調達するために多額の借金をしたが、その投資によって財源は枯渇した。無駄な公共支出、パンデミックによるショック、北部ティグライ地方での2年にわたる内戦、領土紛争、長引く干ばつや洪水など、すべてが問題を悪化させた。12月には、エチオピアの重い債務負担と外貨不足が追い打ちをかけ、国債の支払いが滞った。7月には、2週間分の輸入を賄うだけの外貨準備高しか残されていなかったため、エチオピアは苦渋の決断を下し、IMFの共通枠組みの下で債務の再交渉を可能にするIMFプログラムを確保するため、ビル相場を変動させるなどの措置をとった。また、金融政策を見直し、インフレを抑制するために民間信用をコントロールする代わりに金利を使用した。
■オーストラリア全土でより多くの住宅が市場に出回り、購買意欲が急上昇
・住宅購入希望者は不動産購入に自信を深めているが、価格と金利の高騰により、多くの人が大きな妥協を強いられている。
金利が12年ぶりの高水準で推移し、不動産価格がかつてない水準に達しているにもかかわらず、購入希望者の大多数が市場参入に前向きな姿勢を示していることが、新たな調査で明らかになった。
最新のモーゲージ・チョイス・ホームローン・レポートによると、購入希望者の83%が住宅購入に前向きな姿勢を示しており、前四半期の70%に比べ、この3ヶ月で購入意欲は著しく高まっている。
【最後に】
外国から借りてきたエチオピア、国内の税金や国債で賄っている日本。
これから税収が乏しくなる地方自治体のインフラ整備をどうするのか、起こる災害に対して対応に追われる。
国全体を見て税収が上がっているのは一部の地域だけで国全体で見ても今後人口が減っていくことを考えると現状を保つのは困難。
その先の計画が見えないのことに不安をかられる。