脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年6月14日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia


【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
ついにYear6(小学校の最終学年)のダンスコンサートが終わった。
Prepから始まったSchool Danceもこれで見納めかと思うと寂しい。
来年Year7はHigh Schoolでまた違うチャレンジが始まる。

次女がYear6の時に息子のPrepが始まる。
人生100年時代、子どももまだ小さい。
まだこの先長いからこそ自分の健康を作る必要があるとヒシヒシと感じる。


オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「ジコタンQ(自己探究)」
自分の説明書を手に入れて転職や留学、移住、起業、自己実現の成功率が
8割上がる「ジコタンQ」無料セッションはコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)がより保守的な見通しを示した後でも、ウォール街の「今年中に少なくとも2回は金利が低下する」との見方はほとんど変わらず、株価は史上最高値を更新した。

S&P500種株価指数は初めて5,400を超え、水曜日は強気相場20ヶ月の記念日となった。年物国債利回りは4.67%まで低下した後、約8ベーシスポイント低下の4.75%となった。FRBスワップは引き続き、11月と12月の4分の1ポイント利下げを完全に織り込んでいる。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■若手社員が職場で苦労するケースが増えている一方で、年配社員は良い結果を出している

・最近の調査によると、年上の同僚がうまくやっている一方で、若い従業員は仕事での苦労を多く報告している。

ギャラップ社が発表した世界の労働力に関する新しい年次報告書によると、昨年は35歳未満の労働者の31%しか仕事が順調だと答えていない。これは前年の35%から減少している。一方、35歳以上の労働者の36%が「生き生きしている」と答え、前年より1ポイント上昇した。この年齢層間の5%ポイントのギャップは、少なくとも2009年以来最大である。

■東京の団地、富士山が見えないとして取り壊しへ

・東京郊外に新しく建設された集合住宅が、富士山の眺望を遮るとして地元住民の怒りを買い、購入者への引き渡しが予定されていた1ヶ月前に取り壊されることになった。

建設業者である積水ハウス株式会社によれば、国立市郊外の富士見通りに建つ10階建てのアパートは、18戸の住宅で構成されており、価格はおよそ7000万円から1億円(445,000ドルから636,000ドル)である。

積水ハウスは火曜日、この建物は景観に「大きな影響」を与えると謝罪した。

■ダウンサイズする人たちの新しいトレンド

・空っぽの巣を持つことを忘れよう - 高齢のオーストラリア人が、成人した子供たちを連れてダウンサイジングするケースが増えている。

専門家は、住宅価格の高騰と生活費の圧迫が、オーストラリアのダウンサイジング市場を根底から覆し、高齢者の暮らし方に広く変化をもたらしていることを明らかにした。

人口統計学者で社会アナリストのマーク・マクリンドル氏は、「住宅価格へのパンデミック(世界的大流行)の影響を受けて、家族が経済的ストレスを軽減したり、老後に先手を打って備えるにはどうすればいいかという議論が活発化している。」と指摘した。

戸建て住宅が大幅に値上がりしていることを知っている人は、地方の中心部であっても、戸建て住宅を売却することには大きな価値がある。
多くの若者にとって、住宅価格が手の届かないものになるにつれ、若い世代が保護者と一緒に暮らす時間が長くなっている。

【最後に】

オーストラリアの不動産価格が上がり、成人後も保護者と一緒に住む子どもが増えている。以前は18になればシェアハウスや寮、スタジオアパートを借りて住むという選択肢があったが、現在の価格高騰によって借りることも難しい若者が増えている。
我が家の子どもたちが18を迎える7年後、9年後、16年後はどうなっているのだろう。
それまでに残してあげられるのはどんなことがあるだろう。
親として考える。

いいなと思ったら応援しよう!