毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年8月25日
【本日の独り言】
みなさまおはようございます。
どの本でも構いません、お気に入りの本はありますか?
その本の1ページを空で言えますか?
おそらく「言えない」という方がほとんどでしょう。
では、歌はどうでしょう。
好きな歌を暗記していて、空で歌える人はいますか?
これにはYes と答える人が多いでしょう。
どちらもおよそ280−300単語で成り立っていると言われているのにも関わらず、この違いは何でしょう。
それは、ピッチ、トーン、リズムです。
一定のテンポ、同じトーン(例えばドの音)を聞かされると1分ともたずに嫌になります。
漫才師や講演家と言われる人たちの話がなぜ”上手い”と感じるのか。
それは間や抑揚を変えて伝えるからと言われているからです。
つまり同じトーン、同じ間でクドクド話す上司の小言が頭に入らないのはそういった理由があるからで、必ずしもあなたが聞きたくないからというわけではなさそうです。
誰かに何かを伝えたい時、間を考えて、リズム、トーンを意識して話すのも一つのテクニックです。
【金融ニュース】
ナスダック先物は、エヌビディアの好調な見通しが今年のハイテク株を押し上げている人工知能の宣伝に新たな弾みをつけ、上昇した。
エヌビディアは、3年連続でアナリスト予想を上回る売上高見通しを発表し、市場前の取引で7.9%上昇した。マイクロソフト社とアマゾン・ドット・コム社の株価も上昇した。ハイテク株の多いナスダック100種株価指数は1.2%上昇し、S&P500種株価指数はさらに上昇した。
チップ・メーカーのアップデートは、AI株の熱狂とともに、株式市場の幅広い上昇と投資家によるリスクテイクの再開を見た1週間を締めくくるものだった。先週は債券利回りの上昇に対する懸念が話題の中心を占めていたが、足元ではメガ・キャップのハイテク株と、その業績が過去1ヵ月間低迷していた株式市場の原動力となり得るかどうかに、急速に関心が移っている。
【ヘッドライン流し読みニュース】
■冷え込む米国住宅市場、初回購入者のシェアが拡大
・史上最も手の届きにくい住宅市場で、誰がまだ購入しているのか?初めて住宅を購入する人たちだ。
既存の住宅所有者が引っ越しに消極的で、パンデミック絶頂期に確保された記録的な低金利の住宅ローンを手放そうとしない中、不動産市場のジローが4月から7月にかけて行った調査では、購入者の50%が初めて住宅市場に参入すると答えた。不動産会社によれば、この割合は2021年の37%から上昇し、連邦税額控除が初回購入者を後押しした2010年以降で最高となった。
■誰もいない土地から抜け出せない地方銀行
・今年は銀行にとって良い年ではなかった。3月以降、資産規模10億ドル以上の銀行4行が経営破綻し、数十億ドルもの預金が銀行口座から利回りの高い金融商品へと流出した。
最大手の金融機関は最悪の混乱を回避できたが、中堅の金融機関(おおまかに言って、資産規模850億ドルから2500億ドルの金融機関)は、今年初めのパニックの発端となった問題にまだ取り組んでいる。規制当局も、近い将来、より厳しい規制の対象となることを示唆している。一部のアナリストは、銀行エコシステムにおける銀行の位置づけについて懸念を表明している。「トゥルーイスト証券のアナリスト、ブランドン・キング氏は言う。「JPモルガンやバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴのように、スプレッド収入だけに頼る必要のない、大規模で成熟したビジネスを展開できるようなマネーセンター・バンクになるには、規模が足りない。
■オーストラリアの大家の年齢層が以前より高くなっている。
・オーストラリアの若年層は、年々増加傾向にある。
オーストラリア税務局の最新統計によると、不動産投資家の半数以上が50歳以上であり、中でも60歳以上が最も大きな割合を占めている。
なぜこれが賃貸業者にとって悪いニュースなのかを理解するためには、不動産投資家のさまざまな動機と、それがライフステージによってどのように変化するかを見てみる必要がある。
大まかに言えば、不動産投資には、家賃収入による利回りの向上と、資本成長の実現という2つの主要な戦略がある。
両戦略は同時に達成することが可能であり、またしばしば達成されるが、通常、投資家はどちらか一方により動機づけされる。
【最後に】
冬の時代、厳しい傾向になってきたといえるのかもしれない。
他方では、これまで手にできなかった土地、物件が手に入る機会をうかがうのにも適しているといえるだろう。
今更だけど、何事も準備が大事。
土地が下がった時、現金は、借入できる準備はできているだろうか。
チャンスが目の前に来た時、動ける用意は万端だろうか。
常にそれを考えて、目の前にあることにチャレンジしていくことが大事。