兎と鶯
2人は全く違うものを持っているのに、全く違う世界にいるのに、なぜか毎日のように会話をしていた。
お互いに嫌な部分は見えるかもしれない、けれどそれに反して良い部分も見える。
耳が可愛い兎、羽が綺麗な鶯、どうしたらこの2人は仲良くなる?僕からすればこの世界の謎だった。
きっとこの2人は良い部分も悪い部分も切磋琢磨し合って生きている。
寂しがり屋な兎と包容力のある鶯、ある意味2人は需要と供給が成り立っていたのかもしれない。
この地を飛び跳ねる兎とこの空を飛び交う鶯。
2人は少し違う所にいるかもしれない。
けれど2人はこの地球という檻の中にいるのは間違いない。
僕は正直この二人の関係性はあまり知らない。
けれど謎に思っていたこの世界はとても広かった。
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