【独立会計士のリアル#23】独立当初と現在を改めて比較してみた
こんにちは!フリーランス会計士のたろうです。
実は、先週は結構忙しかったのですが、1週間を振り返ってよくよく数えてみると、オンライン・リアル合わせて、1週間でなんと9個の会社の方々とミーティングしたりお会いしたりしていました。
独立したばかりのころから考えると、かなり状況が変わったなーと率直に思います。
そんなわけで、今日は少しこれまでの歩みを振り返りつつ、独立当初と現在を改めて比較してみたいと思います。
変わったこと
①関わる仕事が増えた
独立したての時は、クライアントは全部で2社でした。
クライアント数ゼロから独立生活を始めてしまうと収入が完全にゼロになってしまうので、私の場合、独立前に2社からお声がけをいただいたことをきっかけに独立しています。
一方で、今年度これまでに売上が立っている相手先は10社以上、プラスで社外役員が3社なので、ずいぶんと活動範囲が広がっているのが改めて数としても感じられます。
1つの仕事に依存するよりも、いろんな仕事に関わった方が純粋に楽しいですし、複数の仕事に関与していれば、たとえ1つ仕事がなくなったとしても影響を緩和できるので、いろんな取り組みの中で理想的な状況に近づけているのかなと思います。
②お金の心配をしなくなった
これも大きな変化ですよね。
特に独立して2~3年はまだ仕事の絶対数も少ないに加え、私の場合、スポットのコンサル案件を中心に仕事をしていたため、常に次の仕事にアンテナを張っていました。
この頃は、「この仕事がなくなったらどうしよう」とか「来月は仕事の目途が立っていなくて心配」といった不安要素を抱えていることも多かったと思います。
今は毎月お金をいただくお仕事も増えましたし、万が一会計士としての仕事が全部なくなってしまったとしても、社外役員としての収入も一定程度確保できています。
そんなこともあって、突然生活に困ることはおそらくないだろうという安心感は、以前と比べると格段に大きくなったと思います。
③時代が追いついてきた
と書くと生意気ですが(笑)、独立したころと比べると、フリーランスにとっては働きやすい世の中にどんどんシフトしていると思います。
シェアオフィスやコワーキングスペースも昔よりはるかに増えましたし、zoomやTeamsなど、オンラインで仕事をするインフラも、数年前とは見違えるほど整ったので、ますます自由な働き方を実現しやすくなったと思います。
どこに居てもオンラインで会議には参加できますし、移動時間がなくなった分、効率的に時間が使えるので、より多くの仕事にかかわるチャンスも増えていると思います。
仕事に限らず、隙間時間に思い立ってサウナやジムに行くことだってできますし、いい時代だなーとつぐづく思います。
変わらないこと
①従業員を雇用していない
ここまでは変わったことについて書いてきましたが、変わらないことって何かないかなーと思って考えてみると、そういえば従業員を相変わらず雇用していないなーという点に気付きます。
こればかりは人それぞれなんでしょうけど、私の場合、一人でも全く苦にならないんですよね。
普段は基本自分一人で、仕事によって必要に応じてチームを組むような働き方の方が自分にフィットするんだと思います。
雇用はしていないので、結果的にオフィスもここ5年は同じワンルームマンション。(税理士登録の関係で借りてますが、これすら借りないことも可能だと思います。)
もうそろそろ引っ越したい、という想いも少しはありますが、今のままで特に不便は感じないですし、現状維持している感じになっています。
② 一生懸命目の前の仕事に取り組むこと
以前から何度も書いていることですが、目の前の仕事に一生懸命取り組むことが自分のスキルアップにつながるだけではなく、最大の営業活動だと一貫して思っています。
この考え方は今でもまったく変わっていません。不思議なもので、真剣に物事に向き合っていると自ずと道は開けてくるようなところがあると思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なんとなく急に書いてみたくなって勢いで書き下ろしてみましたが、何年も独立してやっているとどういう風に感じるのかなという点で1つの事例として参考になれば嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?