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タイ人君について①

店員のことを「ヘイブラザー」と言ってるお客を見て、本当に言うんだーと思った瞬間の写真


会って4日でベストフレンドと呼ばれる僕

僕がニュージーランドに着いて1日後にタイからの留学生が到着した。

彼はすごくシャイボーイで中々部屋から出てこなかった。

年齢も18歳とすごく若い。

10歳以上も離れているのかと、、、
もうおじさんなんだな自分、、、
と確認したくない事実に目を向けていると

29歳にしてNZに来て実はめちゃめちゃ怖かった。
今までの現実が変わることが受け入れられなかった。
人は年齢を重ねると変化を恐れる生き物だなと思った。

よく、決断したよね。本当。

ということで、タイ人に僕はとてもとても共感してしまった。
入り込みすぎたかもしれない、、、

苦しいよね、
一人でタイから来て、
大変だったね、
わかるよ、、、
おじさんも大変だったよという具合に…

この感情が悲劇の始まりだったみたいだけど


それから部屋をノックして
「一緒にご飯たべよ?」
「一緒に学校行こう」
「ライン交換しようぜ」

的なノリで話しかけまくった。

そうしたら彼は少しずつ心を開いてくれて
朝「good morning」のラインが来て、「do you wake up?」が来て、「waht time go to school?」のラインが届いた。その他にもたくさんラインが届き、質問攻撃がたくさん来た。

最初は、仲良くなれて良かったと思ったのだけど
正直、質問が多いことにちょっとしつこさも感じていた。
(タイ人がこのサイトにたどり着いて翻訳しないことを祈ります)


しかし、僕はそこで全部のラインに丁寧に素早く返信してしまったのである。

それから、学校に行くときも「何時にバスに乗るの?」「放課後は何時に帰るの?」「何時にディナーは始まるの?」といった具合に山のように質問が飛んでくるようになった。

正直、自分で考えろよと思いながらも丁寧に返してしまっていた
あと、優柔不断な僕は何時にするの?という質問が苦手だった。

ある日の会話
彼「スケボーのお店に行きたい」
僕「いいよー」(興味ないけど)
彼「でも、お店知らないや」
僕「じゃあ、調べてあげるね」(なんで俺調べてんねん)
彼「ありがとう。君を信じるよ」

別日の会話
彼「今度はジャケット買いたいなぁ」
僕「いいね」
彼「お店知らないけど」
僕 もうすでに調べている
僕「ここ曲がった先によさげなお店あるよ」(あーはやく帰りてー)
彼「この店は高すぎるわ」
 「他にない?」

とある別日
彼「明日何時に出るの?」
僕「8時に出たい」
彼「じゃあ、8時までには準備完了するね!」

次の日 8:00 
僕、準備完了
彼、パン食ってる
僕(は?)

8:10
彼「Ok.Let's Go!」
僕「Ok」(は?は?は?)

19:00
僕「今日はギリギリだったから8:00のバスに乗りたい!」
彼「OK!じゃあ、7:50に家出れば間に合うね?」
僕「OK!」(That's Right!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

次の日
7:50
僕 準備完了
彼 パン食ってる
僕 (は?は?は?は?????)

8:00
僕 準備完了
彼 香水つけに行く

8:10
彼 「OK! Let's go!」
僕 (は?????)

8:15
彼 歩きながら
  「写真撮って?」
僕 (は???は?????は????????ゆがめて撮ってやろう)
  (てか香水臭い、頭痛くなる、、)

結局、昨日よりも遅い時間に出ましたとさ、、、
本当にびっくりしました。
あっ、その間にそーりーは一度も無く、

次の日も写真お願いされて、「今日は写真確認させてね」とも言われましたとさ

ゆがめて撮ったのばれたか?






と、出会って3日で
僕は見事精神的に参ってしまう。

なんか、都合よく利用されていないか、われ?


自分が行きたいなら自分でしらべれよな
自分言ったならちゃんと守れよ

これ、海外で断れない日本人的なブログあるやろって探してみたらすぐに出てきて、勝手に共感してもらった。

ていうか、日本人同士も同じ悩みはあるやと思い、
ていうか、教員の時、生徒からこのような相談はたくさんされてきた。
その時に自分は生徒に何とアドバイスをしたか思い出してみた

「全部じゃなくて良いから、小さなことから断ってみたら?それか逃げてもいいんじゃない?あなたの人生よ」

めちゃめちゃブーメランだった。
なんのために留学に来たのか。
こんな束縛されに来たわけではないやと

そこでまずは、彼が行きたいところは調べてあげないようにした。
別日は「ビリヤード行きたい」と言っていたが、あえて調べなかった

そうすると彼は調べ始めて
「ここにする」と決めた。
そのお店が僕は、開店まであと3時間もあることを知っていたけどけして教えず着いていった。

その前にお店探せずに途中でなぜか「君を信じるよ」とか言い始めて同じ場所をぐるぐるしていると「疲れた」と言い出して「帰ろう」と言ってきたので帰った。

4日目には
「1か月ここ住んだあと、僕とシェアルームしない?」と言ってきて、
(シェアハウスならともかく、いやルームは絶対無理絶対無理絶対無理)と思いながらも「少し考えさせて」と言い

5日目に
僕「僕はここに6ヶ月住むことにした」
彼「じゃあ僕も2か月はここに住むわ」と言ってきた。

すげー俺、ベストフレンドと思われてんじゃんと思った矢先
彼「君は俺のベストフレンドだよ」と言ってきてきまずすぎた。

tobecontine…



途中、断れない日本人という風に書きましたが
僕自身の性格的な部分が大きいと思います。
日本にいる時も友達関係はあまり上手なほうではなく、小さな出来事でシャッターを降ろすような部分はあったので、私自身も自分の性格の課題に客観的に向き合っていけたらと思っていますので、温かく見守ってくれますとうれしいです。

 





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